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■国内の新型コロナ新規感染5253人、重症者は過去最多の1294人 [健康ダイジェスト]

 国内では21日午後7時30分の時点で、北海道で727人、東京都で649人、愛知県で597人、福岡県で387人、神奈川県で327人、広島県で219人、沖縄県で207人、埼玉県で182人、千葉県で168人、兵庫県で162人、京都府で110人など全都道府県と空港検疫で、新たに計5253人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。5000人を上回ったのは4日連続。
 また、大阪府で22人、兵庫県で19人、東京都で13人、北海道で12人、千葉県で4人、埼玉県で4人、愛知県で4人、神奈川県で4人、岡山県で3人、福岡県で3人、長崎県で3人、三重県で2人、愛媛県で2人、茨城県で2人、佐賀県で1人、和歌山県で1人、奈良県で1人、宮城県で1人、山口県で1人、岐阜県で1人、徳島県で1人、沖縄県で1人、熊本県で1人、群馬県で1人、青森県で1人、静岡県で1人の、合わせて109人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め71万471人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて71万1183人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万2173人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万2186人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より6人増の1294人となり、過去最多を更新しました。
 東京都では21日、新たに649人の感染が確認されました。1週間前から205人減り、前週の同じ曜日を8日連続で下回りました。直近1週間の平均新規感染者は674・7人で、前週の926・3人の72・8%に減少しました。
 都によると、21日は60~90歳代の男女13人の死亡が判明し、都内の累計死者は2000人を超え、2010人となりました。重症者は前日から4人減の65人でした。
 北海道では1日当たり最多の727人の感染が判明。沖縄県も207人で過去最多となりました。
 大阪府の新規感染者は415人で、前週金曜日より161人少なくなりました。大阪市内の病院では、入院患者や職員計58人が感染するクラスター(感染者集団)が発生し、12人が亡くなりました。
 
 2021年5月21日(金)




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■新型コロナ感染1年後も中和抗体持続 回復者の96%以上が保有 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染してから1年たっても95%以上の人に、感染を防ぐ力を持つ「中和抗体」が残っていたとする分析成果を、横浜市立大の研究チームがまとめました。変異ウイルスについては、従来型ウイルスに比べて、中和抗体を持つ人の割合が少ない傾向がみられたとしています。
 「抗体」はウイルスに感染した人の体内にできるタンパク質で、このうち「中和抗体」はウイルスの働きを抑え、感染を防ぐ力があるとされています。
 新型コロナに感染して回復した20~70歳代の250人の血液を調べました。重症度の内訳は、重症だった人が19人、中等症49人、軽症・無症状182人でした。
 感染から1年後に、従来型ウイルスに対する中和抗体を持つ人の割合は重症と中等症は100%で、軽症・無症状は96%でした。
 イギリス型などの変異ウイルスについても調べたところ、重症・中等症の人では90%以上の人が中和抗体を持っていました。軽症・無症状の人は70~80%程度で、症状が軽い人は重症・中等症の人に比べて割合が下がっていました。
 研究チームは昨年12月、今回調べた250人を含む376人について感染半年後の状況を解析しており、98%が中和抗体を保有していたことがわかっています。
 研究チームのメンバーで横浜市立大医学部の山中竹春教授(臨床統計学)は、「従来ウイルスについては感染から1年たっても中和抗体を持つ人の割合があまり減らず、感染リスクは低いままだが、変異ウイルスについては特に軽症や無症状だった人で割合が低下し注意が必要だ。抗体の持続性はワクチン接種のタイミングにもかかわるのでさらに分析を進めていきたい」と話しています。

 2021年5月21日(金)




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