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■用語 セロトニン [用語(さ行)]

[ー(長音記号2)]セロトニンとは、脳内で神経細胞間の情報伝達に用いられる、神経伝達物質の一つです。食物に含まれているトリプトファンという必須アミノ酸が、小腸から吸収されて、セロトニンに生合成された後、脳に取り込まれます。
 視床下部や大脳基底核、延髄の縫線核などに高濃度に分布していて、人間の精神活動に大きく影響しています。行き過ぎた行動や危険への接近に対して、ブレーキをかける神経細胞の系列においては、主にこのセロトニンが作用し、ほかの神経伝達物質で、喜びや快楽に関係するドーパミン、恐れや驚きに関係するノルアドレナリンなどの情報をコントロールし、精神を安定させる作用もあります。
 セロトニンが不足すると、感情にブレーキがかかりにくくなるため、快楽から抜け出せずに依存症に陥ったり、うつ病や神経症になりやすいなどと指摘されています。




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