■インフルエンザ脳症の患者が285人に急増 [健康ダイジェスト]
インフルエンザ脳症の患者が昨年7月以降、285人に上ることが国立感染症研究所の調べでわかりました。例年の報告数は年間50人前後。新型の豚インフルエンザの流行で、脳症を起こしやすい子供に感染が広がっていることに加えて、医療現場の関心も高まって報告する医師が増えている可能性もあります。
285人のうち、新型インフルエンザの感染が判明したのは240人(84%)。例年ではインフルエンザ脳症は4歳以下に目立ちますが、今回の報告では5〜9歳が最も多く、人口100万人当たり25.6人と、昨季の1.9人、一昨季の3.2人に比べ急増していました。0〜4歳は100万人当たり12.1人で、昨季は2.2人、一昨季は4.2人。
新型インフルエンザと診断され、詳しい経過などがわかった118人のうち、8人(7%)が亡くなり、14人(12%)が運動まひなどの後遺症が残り、96人(81%)は後遺症なく回復していました。
インフルエンザ脳症は、発生頻度は少ないものの、重症化しかねないのが特徴。いったん発熱などの症状が治まっても安心はできず、けいれんや幻覚などの症状に警戒が必要です。
2010年2月13日(土)
285人のうち、新型インフルエンザの感染が判明したのは240人(84%)。例年ではインフルエンザ脳症は4歳以下に目立ちますが、今回の報告では5〜9歳が最も多く、人口100万人当たり25.6人と、昨季の1.9人、一昨季の3.2人に比べ急増していました。0〜4歳は100万人当たり12.1人で、昨季は2.2人、一昨季は4.2人。
新型インフルエンザと診断され、詳しい経過などがわかった118人のうち、8人(7%)が亡くなり、14人(12%)が運動まひなどの後遺症が残り、96人(81%)は後遺症なく回復していました。
インフルエンザ脳症は、発生頻度は少ないものの、重症化しかねないのが特徴。いったん発熱などの症状が治まっても安心はできず、けいれんや幻覚などの症状に警戒が必要です。
2010年2月13日(土)
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