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■下水汚泥から放射性物質 東京都と神奈川県でも確認 [健康ダイジェスト]

 下水処理施設の汚泥などから放射性物質が検出された問題で、関東地方では12日、新たに東京都と神奈川県の施設でも検出されたことがわかりました。
 このうち東京都では、3つの下水処理施設の汚泥の焼却灰から検出され、板橋区の新河岸水再生センターでは、1キロ当たり放射性セシウムなどを含む2万4000ベクレルの放射性物質が検出されました。
 また、神奈川県の4つの施設でも検出され、このうち平塚市の相模川流域右岸処理場では、汚泥の焼却灰から1キロ当たり2873ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
 このほか関東地方では、これまでに茨城県、栃木県、群馬県の3県の合わせて18の施設から検出され、宇都宮市の栃木県下水道資源化工場では汚泥の焼却灰から関東地方で最も高い1キロ当たり3万2000ベクレル、茨城県ひたちなか市の那珂久慈浄化センターでは汚泥の焼却灰から1キロ当たり1万7020ベクレルの放射性セシウムがそれぞれ検出されています。
 この問題で国は12日、汚泥などの処理の当面の対応方針を示しました。それによると濃度が1キロ当たり10万ベクレルを超す汚泥は、処理施設で焼却などの処理をした上で容器に入れて保管することが必要だとしています。
 また、10万ベクレル以下の場合は、地下水などの監視を行えば当面は処理施設や埋め立て処分場で保管しても差し支えないとしています。その上で処理した汚泥などの最終的な処分方法については、引き続き検討するとしています。
 一方、セメントの原料の一部として汚泥を再利用する際は、ほかの原料と混ぜた濃度が1キログラム当たり100ベクレル以下なら差し支えないとしています。汚泥を肥料の原料として利用することは、農地や作物への影響を短期間では評価できないとして、当面は自粛することが適切だとしています。

 2011年5月12日(木)




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yukikaze

心配ですね。どうなるのやら。。。将来、体に変調とか出るのでしょうか。それとも、死んじゃうのかも…。
by yukikaze (2011-05-13 10:03) 

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