SSブログ

■救急車、通報から収容まで37分 過去最悪を更新 [健康ダイジェスト]

 救急車が通報を受けてから患者を医療機関に運び込むまでの時間が、2010年は全国平均で37分24秒だったことが8日、総務省消防庁がほぼ全国のデータに基づいて作成した集計でわかりました。前年より1分18秒遅く、1985年以降の最悪を更新しました。
 救急車の現場到着時間も、前年より12秒遅い8分6秒でした。搬送された人のうち51パーセントが、65歳以上の高齢者。救急車の出動件数は前年比7パーセント増の546万2848件、搬送数は6パーセント増の497万8701人と、いずれも2年連続で増加しました。
 消防庁は、「高齢化に伴って搬送患者が急増している」と分析しています。また、通報から医療機関に着くまでの応急処置が重度傷病者の命の明暗を分けるといってもよいため、救急救命士を含む救急隊員の増強などに努め、重度傷病者の搬送中に、高度な救急救命処置を施すことができる救急救命士の処置範囲の拡大を推進していくとしています。

 2011年9月8日(木)




nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0