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■キャンペーンで子宮頸がん検診を呼び掛け 4月9日は「子宮の日」 [健康ダイジェスト]

 医療関係者などが子宮頸がんの予防を訴える「子宮の日」としている4月9日を前に、全国各地では8日、検診を受けるよう呼び掛けるキャンペーンが行われました。
 東京・池袋で行われたキャンペーンでは、子宮頸がんの検査を行う細胞検査士が若者が多い繁華街に集まり、「かなり進行するまで自覚症状がない」ことや「検診や検査で予防ができる」ことなどが書かれたパンフレットを配って検診を呼び掛けました。
 子宮頸がんは、女性の多くが感染するヒトパピローマウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)で起こるがんで、20歳代や30歳代の女性の間で急増しており、毎年、およそ1万5000人がかかり、うち3500人が亡くなっています。
 定期検診で早期発見ができる上、がんを起こすヒトパピローマウイルスの感染を防ぐワクチンもあり、唯一「予防可能ながん」とされていますが、2010年6月の国の調査では、過去2年間に子宮頸がんの検診を受けた女性は3人に1人にとどまっています。
 細胞検査士会の吉田志緒子さんは、「初期の段階で見付かれば、子宮の摘出や、将来、妊娠や出産ができないといった事態を防ぐことができる。きちんと検診を受けてほしい」と話していました。
 神戸・三宮でも、子宮頸がん検診を受けるよう呼び掛けるキャンペーンが行われました。子宮頸がん検診を行っている細胞検査士会などが開いたもので、およそ20人の検査士と、30歳で子宮頸がん、34歳で子宮体がんと診断された女優の原千晶(37歳)さんがチラシを配りました。
 原さんは、「わからないんですよね、元気で健康だと…私のような経験者が口酸っぱくお願いするのが大事」と話していました。
 医療関係者やNPO法人は、今月17日まで、全国の36都道府県で検診を呼び掛けるるキャンペーンを行うことにしています。

 2012年4月9日(月)




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