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■1日プラス2000歩で循環器疾患のリスク軽減 英大学が研究 [健康ダイジェスト]

 1日当たり2000歩多く歩くことで心臓発作のリスクを軽減できる可能性があるとの英レスター大学による研究結果が20日、英医学専門誌「ランセット」に発表されました。循環器疾患や糖尿病など、体内のブドウ糖の数値に問題がある人々に朗報です。
 実験では、世界40カ国から9300人の耐糖能異常(IGT)による循環器疾患と診断された人、もしくはそのリスクがある人が対象となりました。対象者には「生活スタイルの改善プログラム」として減量や脂肪分の高い食事を避けることと、定期的な運動の効果がアドバイスされたほか、日々の歩数を測るための万歩計も渡されました。
 研究によると、実験開始から6年後、毎日2000歩という普通に歩くペースで20分ほどのウォーキングを日課にプラスした人たちの循環器系リスクは、8パーセント減少したといいます。
 耐糖能異常に苦しむ人は、世界の成人人口の7・9パーセント、約3億4400万人に上ります。そして、2030年までに、世界の成人人口の8・4パーセント、約4億7200万人に増加すると予測されます。
 研究を主導した英レスター大学のトーマス・イエーツ氏は、「耐糖能異常の人たちは、循環器系の疾患リスクが極めて高い」指摘し、「運動が耐糖能異常者の健康によいという研究結果はこれまでにもいくつかあったが、今回の発見はどれぐらいのウォーキングがどれぐらいのリスク軽減につながるかということを数値化できた初めての研究だ」と話しています。

 2013年12月24日(火)

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