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■電気ケトルや炊飯器による子供のやけどに注意 過去7年間に375件 [健康ダイジェスト]

 消費者庁は13日、14歳以下の子供が炊飯器や電気ケトルでやけどを負う事故が、今年10 月までの過去約7年間に計375件あったと明らかにしました。うち重傷は12件で、2歳以下では重症化する傾向がありました。
 被害防止のため、消費者庁は安全に配慮した商品を選ぶよう注意を呼び掛けています。
 消費者庁が医療機関からの情報をまとめました。内訳は電気ケトルや電気ポットによる事故が241件、炊飯器による事故が134件。入院が必要な「中等症」か生命に危険が及ぶ可能性が高い「重症」の事故は、電気ケトルなどが約23%、炊飯器は約8%でした。
 これらで中等症や重症のやけどを負った子供の9割以上は、2歳以下でした。子供に電気ケトルのお湯がかかってしまったり、炊飯器の蒸気に触れてしまったりするなどのケースが起きているといいます。
 2010年には、床に置かれた電気ケトルが倒れ、こぼれた熱湯の上で腹ばいになっていた0歳児が重いやけどで入院。昨年には、高さ50センチの棚にあった炊飯器のふたが開いて中身がこぼれ落ち、炊飯器につかまり立ちをしたとみられる0歳児がやけどを負いました。
 消費者庁は、子供が触れない場所で保管、使用するよう注意を呼び掛けています。また、倒れてもお湯がこぼれにくい電気ケトルや、ふたをロックできたり蒸気が出ない炊飯器も販売されていることから、「安全に配慮された製品を選んで」と求めています。

 2017年12月14日(木)

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