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■はしか患者数、全国で100人超える 愛知県は2人増え11人に [健康ダイジェスト]

 沖縄県と愛知県で感染が拡大している、はしか(麻疹)の今年の全国の患者数は100人を超え、専門家は「2回の接種や感染の履歴が確認できない時は、ワクチンの接種を検討してほしい」と呼び掛けています。
 今年のはしかの患者は26日までに、流行が起きている沖縄県で73人が確認され、沖縄県から流行が拡大した愛知県でも11人が報告されています。
 愛知県では名古屋市が26日、新たに同市守山区の女性福祉施設職員と、東郷町の主婦(ともに30歳代)への感染が判明したと発表。沖縄旅行帰りの10歳代の男性から広がったとみられ、今年の同県内の患者は計11人となりました。
 名古屋市の発表では、女性福祉施設職員は9日、10歳代の男性が受診した同市昭和区の名古屋第二赤十字病院に友人の付き添いで、主婦は10日、男性が受診した東郷町の医療機関に家族の付き添いで訪れていました。市は、はしかが疑われる場合は事前に医療機関に連絡し、速やかに受診するよう呼び掛けています。
 全国ではこのほか、4月18日までに東京都と埼玉県でそれぞれ5人、茨城県で3人、神奈川県と山梨県、大阪府など6府県でそれぞれ1人の患者が報告され、今年の全国のはしかの患者数は26日までに少なくとも103人となりました。
 国立感染症研究所によりますと、患者は10歳代から30歳代を中心に、ワクチンを一度も接種していないか、接種したかどうかわからない人が多いということで、「2回の接種や感染の履歴が確認できない時は、ワクチンの接種を検討してほしい」と呼び掛けています。
 国立感染症研究所の多屋磬子室長は「連休中に旅行を予定している人や医療関係者、それに教育や保育の関係者など子供と接する人、さらに不特定多数の人と接触する職業の人たちは、特にワクチンの履歴を確認してほしい」と話しています。

 2018年4月29日(日)

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