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■筋委縮性側索硬化症の治療薬に経口剤 田辺三菱製薬が開発、患者の利便性向上 [健康ダイジェスト]



 田辺三菱製薬は、全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋委縮性側索硬化症(ALS)の進行を抑制する注射剤の治療薬について、患者の負担を軽減するため、液体で経口服用できるように国内で臨床試験(治験)を進めています。
 研究の結果、経口剤にすでに発売されている注射剤と類似の効果が認められ、12月7日からイギリスで開かれる国際シンポジウムで発表します。
 新しく液状の経口剤として開発しているのは「エダラボン」。ALSの治療を始めてから14日間は連続投与が必要ですが、現在は注射剤(静脈点滴注射剤)だけのため、連日医療機関に通うか入院する必要がありました。液状の経口剤になれば自宅での投与が可能になります。
 田辺三菱製薬は2020年度にも経口剤の製造販売を承認申請する方針で、2021年度の発売を目指しています。
 エダラボンは脳梗塞の治療薬として2001年に発売され、2015年に日本でALS治療薬として承認を取得、続いて韓国とアメリカでも販売され、今年10月にはカナダでも承認されました。エダラボンが登場するまで、ALS治療薬は「リルゾール」の1種類しかありませんでした。
 市場関係者は、「エダラボンが経口で投与できるようになれば、患者の利便性向上や独占期間(後発医薬品が出ない期間)の延長が可能」と指摘しています。

 2018年11月18日(日)
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