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■配線器具の事故、5年で367件 6割で火災、6件で10人死亡 [健康ダイジェスト]

 延長コードなどの配線器具を不適切に使うなどした結果、火災などの事故が2013~2017年度の5年間に367件起きていたことが2月28日、製品評価技術基盤機構(NITE)の調査で明らかになりました。うち6件の事故で10人が死亡しました。
 製品評価技術基盤機構は、消費電力の大きい暖房器具を多く使う冬は特に注意が必要として、コードに無理な力を加えないことや、たこ足配線などをやめるよう呼び掛けました。
 367件の内訳は、延長コードや、プラグの差し込み口が複数あるテーブルタップにかかわるものが計276件で全体の約75%を占めたほか、コンセント関連が61件ありました。製品起因でない事故の原因としては、内部にほこりや液体が入ったことによる異常発熱や、外部から強い力が加わったことによるコードの断線・ショートなどが目立ちました。
 367件中、6割超の235件が火災を伴い、火災や焼損事故の6件で10人が死亡しました。
 配線器具のほか、近年はスマートフォンなどを充電するケーブルの事故も増えています。就寝している人間の皮膚に、電源に接続したケーブルのコネクターが接触し、汗が電気分解されて皮膚に化学やけどを負う事故も発生しました。
 製品評価技術基盤機構は、「配線器具や充電ケーブルは正しく扱ってほしい」としています。

 2019年3月2日(土)

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