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■手足口病の患者が警報レベルを超す 過去10年で最多 [健康ダイジェスト]

 乳幼児を中心に口内や手足に発疹ができる「手足口病」の患者数が6月23日までの1週間で1医療機関当たり5・18人となり、警報レベルの5人を超えたことが2日、国立感染症研究所の調べで明らかになりました。この時期としては過去10年で最多。西日本で感染拡大が目立ち、厚生労働省などが注意を呼び掛けています。
 感染研によると、6月17〜23日までの1週間に、全国およそ3000の小児科の定点医療機関から報告された患者数は1万6417人。
 都道府県別では、1医療機関当たり福岡県の17・33人が最多で、福井県15・26人、佐賀県13・17人、鳥取県11・84人、高知県10・07人が続きました。警報レベルを超えたのは24府県で、大阪府は9・15人、東京都は2・73人でした。
 手足口病は例年夏に流行のピークを迎え、5歳以下の患者報告数が多くを占めます。口内や手足にできる水疱(すいほう)性の発疹が主な症状で、熱が出ることもあります。通常は数日のうちに治るものの、まれに髄膜炎や脳炎などを引き起こすこともあります。
 くしゃみなどの飛沫(ひまつ)や便を通じて感染するため、保育施設などで集団感染が起こりやすいため、厚労省は予防として、こまめな手洗い、排泄(はいせつ)物の適切な処理のほか、タオルを共有しないことが重要としています。

 2019年7月2日(火)

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