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■扉付き木製ベビーベッドで乳児が死亡 消費者庁など注意呼び掛け [健康ダイジェスト]

 下に収納のための扉が付いた木製のベビーベッドで、扉の金具が外れて乳児が木枠の間に挟まれ、死亡するなどの事故が相次いだとして、消費者庁などが注意を呼び掛けています。
 消費者庁によりますと、事故が起きたのは木製の柵の下の部分に収納用の扉が付いたベビーベッドで、今年6月に、開いた扉から滑り落ちたとみられる生後8カ月の乳児が、木枠に頭を挟まれて死亡したほか、9月にも生後9カ月の乳児が重症となる事故があったということです。
 国民生活センターが同じタイプのベビーベッドを調査したところ、扉を閉めた際にロック用の金具が正しく固定されない場合があり、乳児の寝返りなどで開いてしまうケースがあったということです。
 その時、ベッドの高さを低い位置にしていると、開いた扉から赤ちゃんの体が滑り落ちて頭が挟まり窒息する恐れがあることがわかりました。
 ベビーベッドの主な安全基準では扉の固定方法などについて特に決められておらず、同じタイプの製品の場合、安全基準を満たしていても注意が必要だということです。
 消費者庁などは、扉を閉めた際には手で扉を揺らすなどして固定されているかを確認することや、ロックのピンが壊れている場合はすぐに使うのをやめることなど注意を呼び掛けています。
 消費者庁・消費者安全課の鮎澤良史課長は、「重大な事故が2件相次いだため注意を呼び掛けた。扉が付いたベビーベッドでは扉の固定を確認することを習慣にしてもらいたい」と話しています。

 2017年11月15日(金)

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