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■インフルエンザ、全国的な流行期に入る 2009年に続いて2番目の早さ [健康ダイジェスト]

 インフルエンザが全国的な流行期に入ったと、国立感染症研究所が発表しました。流行期に入るのは、例年より数週間から1カ月ほど早く、統計を取り始めて以降、2番目に早くなっており、専門家は早めのワクチン接種などの対策を呼び掛けています。
 国立感染症研究所によりますと、11月10日までの1週間に全国の約5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、5084人でした。
 この結果、1医療機関当たりの患者数は1・03で、流行開始の目安とされる「1」を超え、国立感染症研究所は15日、全国的な流行期に入ったと発表しました。
 今シーズンは、9月にいったん「1」を超えたものの、沖縄県が突出して多く、全国的な流行にはなっていませんでしたが、ここ数週間では各地で増えています。
 流行期に入るのは、例年より数週間から1カ月ほど早く、1999年に統計を取り始めてから、「新型インフルエンザ」として世界的な大流行となった2009年に続いて、2番目に早くなっています。
 都道府県別では、沖縄県で4・45人、鹿児島県で2・66人、青森県で2・48人、長崎県で2・31人、福岡県で2・03人、北海道で2人などと、33の道府県で前の週より患者が増えています。
 ウイルスの型を調べると、2009年に新型インフルエンザとして流行したH1N1型が10月上旬以降、98%を占めています。
 国立感染症研究所の砂川富正室長は、「ここ数年、1シーズンの中で、複数のタイプのウイルスが異なる時期に広がることが多く、インフルエンザに2回かかる可能性もある。早い流行入りと合わさると、流行の規模が大きくなったり、期間が長引いたりする可能性もあるので注意が必要だ。早めのワクチン接種のほか、手洗いの徹底やマスクの着用を心掛けてほしい」と話しています。

 2019年11月15日(金)

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