SSブログ

■東京オリンピックの水球会場からアスベスト 東京都が封じ込め対策急ぐ [健康ダイジェスト]

 2020年の東京オリンピックの水球の会場となる施設の屋根の一部からアスベスト(石綿)が見付かっていたことが30日、明らかになりました。東京都は人が立ち入る場所ではないことなどから観客が触れる恐れはないとしていますが、大会までに応急的な封じ込め対策をとることにしています。
 アスベストが見付かったのは、来年の東京オリンピックの水球の会場となる、東京都江東区の東京辰巳国際水泳場です。
 東京都によりますと、この施設は1993年にオープンし、観客席のバリアフリー化などの工事を行うのに先立って、2017年にアスベストの調査を行ったところ、屋根の基礎となる柱脚2カ所の一部を覆う耐火被覆材からアスベストが見付かったということです。
 この場所は、人が出入りする場所ではなく、鉄骨の被覆材に吹き付けられていたアスベストはアルミのパネルで覆われているため、観客が触れる恐れもないということです。
 東京都は当初、都の基準で「当面は現状を維持する」に該当していたため、対策を講じていませんでしたが、来年の東京オンピックの際に国内外から多くの観客が訪れることから万全を期す必要があるとして、大会までに応急的な封じ込め対策をとることにしたということです。
 東京都は対策として、アスベストが見付かった部分をシートで覆って封じ込めることなどを検討しているということで、来年の東京オリンピックの開催に間に合うよう、作業を急ぐことにしています。
 東京辰巳国際水泳場は大会後、通年で利用できるアイスリンクへの転用が計画されています。

 2019年12月30日(月)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。