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■ウエルシア薬局、高齢者向けの健康関連映像を放映へ 大塚製薬と連携 [健康ダイジェスト]

 ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス(HD)は大塚製薬と連携し、簡単なクイズが出題される「脳トレ」など健康関連情報を発信する映像作品を制作し、店舗内のフリースペース「ウエルカフェ」で2020年度中に放映を始めます。地域の健康支援を強化することで、高齢者を中心とした集客につなげ、収益力を高める狙いです。
 映像は、ウエルシアHDと大塚製薬が共同で制作します。このほど茨城県や長野県、神奈川県など全国18の店舗で試験放送を始めました。「ヘルシーチャンネル」という10分間の映像作品で、「脳トレ」のほか、健康課題を静止画アニメで紹介する「漫画」、手軽にできるストレッチを紹介する「運動」の3部構成になっています。
 ウエルカフェはウエルシアHDが2015年から設置を始めており、2019年末時点で全国274店舗で展開しています。休憩やおしゃべりなど使い方は自由で、高齢者の集客向上につながっています。
 従来は地域包括支援センターや社会福祉協議会と連携し、認知症カフェや介護予防教室を開催してきました。企業と組んでの薬の講演会なども開いてきましたが、特定の企業と連携して長期的なプログラムに取り組むのは今回の大塚製薬が初めてとなります。今後は、提携企業の拡大も検討します。
 脳トレと運動パートは1カ月に2回、漫画パートは1カ月に1回更新し、年間で24パターンを放送予定。漫画パートでは冬なら感染症、夏なら脱水症のように季節に応じたテーマを扱います。来店客に関心の高い映像を放映すことで、特別なイベントなどがなくても集客につながる効果を見込みます。
 連携する大塚製薬も地域の健康への貢献に力を入れており、薬剤師が地域の健康をサポートするのを支援するツール「大塚ヘルシーエイジングサポーター養成プログラム(オーザス)」を2017年に開始しました。

 2020年1月5日(日)

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