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■世界の新型コロナウイルス感染者3307万人、死者99万人 アメリカの成人人口の9・3% が抗体保有 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の28日午後3時の時点で、世界全体で3307万8537人となりました。また、亡くなった人は、99万7737人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで711万5046人、次いでインドが607万4702人、ブラジルが473万2309人、ロシアが114万6273人、コロンビアが81万3056人です。
 また、亡くなった人が最も多いのもアメリカで20万4756人、次いでブラジルが14万1741人、インドが9万5542人、メキシコが7万6430人、イギリスが4万2077人となっています。
 インドの新型コロナウイルスへの感染者数が28日、600万人を超えました。死者数も10万人に迫っています。
 保健省の発表によると、感染者数は28日までに610万人に上り、今週中にもアメリカを抜いて世界最多となる見通し。
 現在、南アジア各国では新型コロナウイルス感染が拡大しています。インドでは8月下旬以降、1日当たりの感染者数が世界最多となり、連日8~9万人の新規感染者が確認されています。
 新型コロナウイルスは当初、経済の中心地ムンバイや首都ニューデリーなど大都市を襲ったものの、その後、医療体制が整っておらず病院も少ない地方部や農業部に感染が拡大し、現在も猛威を振るい続けています。
 だが、感染拡大当初に導入した厳格なロックダウン(都市封鎖)措置が経済に大打撃をもたらし、貧困層を中心に国民の生活に壊滅的な影響が広がっただけに、政府が徐々に緩和してきたロックダウンを再導入する可能性は低い見通しです。
 ナレンドラ・モディ首相は27日、外出する際には常時マスクなどで顔を覆うよう国民に呼び掛けました。
 一方、アメリカで2万8000人余りを対象に行われた新型コロナウイルスの抗体検査で、
抗体を持つ人は全土の成人人口の9・3%とみられるという研究結果が発表され、研究チームは「集団免疫を達成するには至っていない」と結論付けています。
 この研究結果は25日、イギリスの医学雑誌「ランセット」に発表されました。
 それによりますと、アメリカのスタンフォード大学と民間の検査会社は、国内46州で人工透析に関連する検査のため18歳以上の成人から採取された血液の成分「血しょう」のうち、無作為に選んだや2万8500人分について、今年7月、新型コロナウイルスの抗体の有無を調べました。
 その結果、8%に当たる2292人から新型コロナウイルスの抗体が検出されたということです。
 この結果を年齢や性別、地域などに基づいて分析したところ、アメリカの成人人口の約99・3%が抗体を持っていると推定されたということです。
 これについて研究チームは、アメリカ疾病対策センター(CDC)が3月からアメリカの複数の地域で行った調査と同じような結果になったとしています。
 そして、7月の時点では、多くの人が抗体を獲得することで、感染がそれ以上広がらなくなるいわゆる「集団免疫」の状態にはまだ達していないと結論付けています。

 2020年9月28日(月)

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