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■世界の新型コロナウイルス感染者3499万人、死者103万人 イギリスの感染者50万人超す [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の5日午前3時の時点で、世界全体で3499万5740人となりました。また、亡くなった人は、103万4689人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで740万3437人、次いでインドが654万9373人、ブラジルが490万6833人、ロシアが120万9039人、コロンビアが84万8147人です。
 亡くなった人が最も多いのもアメリカで20万9668人、次いでブラジルが14万5987人、インドが10万1782人、メキシコが7万8880人、イギリスが4万2407人となっています。
 イギリス政府の公式統計によると、イギリス国内の新型コロナウイルス感染者数は4日、累計50万人を超えました。今回のパンデミック(世界的な大流行)でヨーロッパ最悪の打撃を受けているイギリスは、新たな厳しい節目を迎えました。
 イギリスの新規感染者数は3日、1万人超えを記録。4日には、それをさらに1万人以上も上回る2万2961人の感染者が計上されました。
 保健当局は、毎日夜に発表される新規感染者数の急増について、技術的な問題で9月最終週に確認された数千人の感染者が統計に計上されていなかったためだと発表。この問題は解決ずみで、それ以前の統計漏れについても今後修正すると説明しました。
 イギリスの累計感染者数は現在50万2978人で、死者数は4万2000人以上となっています。
 ボリス・ジョンソン首相は4日、メディアのインタビューで新型コロナウイルスとの闘いについて、「イギリスは非常に厳しい冬に直面しているもののクリスマスまでに状況が改善する望みがある」と述べました。
 イギリス政府はオックスフォード大学と製薬大手アストラゼネカの共同研究を始め、複数のワクチン研究・開発プログラムに数千万人分のワクチンをすでに発注しています。ただ、臨床試験の最終段階にあるワクチン候補は現在9種ですが、大量生産の準備が整うのがいつになるかは不明。
 一方、アメリカ・ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は4日、記者会見し、ウイルス検査の陽性率が1週間の平均で基準の3%を超えた市内の一部の地域で経済活動を厳しく制限するロックダウン(都市封鎖)の措置を再びとる考えを明らかにしました。
 措置が再びとられるのはブルックリン地区とクイーンズ地区にある9地域で、警察や医療従事者、スーパーなど一部の業種を除いて出勤が禁止されるほか、学校では対面授業ができなくなります。
 制限措置はニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事の承認を受けた上で、10月7日から少なくとも2週間実施される見通しです。
 新型コロナウイルスの感染拡大がアメリカで最も深刻だったニューヨーク市では、今年3月にロックダウンの措置を始めて感染を抑え込み、9月末から10月初めにかけて飲食店の店内での営業や、学校での対面授業が再開されたばかりでした。
 9地域の中には、正統派ユダヤ教徒が多く居住し、そのコミュニティー内で新型ウイルスの感染がここ数週間で急拡大している地域もあります。この感染拡大は、ユダヤ教で最も神聖とされる祭日で、贖罪(しょくざい)の日に当たる9月28日まで数日間続いた大祭日と一致しています。

 2020年10月5日(月)

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