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■新型コロナ、世界の感染者1億1231万人 死者249万人 ワクチンの公平分配目指す「COVAXファシリティ」がガーナへ初供給 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の25日午前3時の時点で、世界全体で1億1231万4455人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で249万87人となりました。
 感染者が最も多いのはアメリカで2827万6238人、次いで、インドが1103万176人、ブラジルが1025万7875人、イギリスが415万6703人、ロシアが415万3735人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで50万3296人、次いで、ブラジルが24万8529人、メキシコが18万1809人、インドが15万6567人、イギリスが12万1979人となっています。
 新型コロナウイルスのワクチン接種が先進国を中心に進められ、途上国との格差が問題となる中、公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAXファシリティ」による初の供給となる60万回分のワクチンが、西アフリカのガーナに到着しました。
 新型コロナウイルスのワクチンを巡っては、先進国などを中心に接種が進められる一方、接種のめどが立たない途上国も少なくなく、ワクチン格差が問題になっています。
 COVAXファシリティは、各国からの拠出金をもとにワクチンの確保を進めてきましたが、24日、この枠組みによる初の供給となるワクチン60万回分がガーナの首都アクラの国際空港に到着しました。
 ワクチンは、イギリスの製薬大手アストラゼネカなどが開発し、インドで製造されたもので、COVAXファシリティでワクチン供給を担う国連児童基金(ユニセス)は、「危機から抜け出す唯一の方法は、すべての人がワクチンを利用できるようにすることだ」とする声明を発表しました。
 日本を含め190の国と地域が参加するCOVAXファシリティでは、今年中に20億回分近いワクチンを確保して、途上国などに供給する計画ですが、それだけで必要量を満たす見通しは立っておらず、国連は各国に資金の拠出を含めた支援の強化を呼び掛けています。
 COVAXファシリティによるワクチンの供給が始まったことを受けて、枠組みを主導する世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は24日、声明を発表し「ワクチンの公平な分配という私たちが共有するビジョンの実現に向けて、今日はとても大きな第一歩だ」としています。
 その上で、「しかしこれは、始まりにすぎない」として、4月上旬までにすべての国で医療従事者と高齢者の接種を始めるという目標に向けて、各国や製薬会社などのより一層の連携が必要だという考えを強調しました。

 2021年2月25日(木)

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