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■ファイザー製ワクチンの感染予防効果低下、重症化には依然有効 イスラエル保健省分析 [健康ダイジェスト]

 アメリカのファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、イスラエル保健省がインド型(デルタ型)などの変異ウイルスへの有効性が低下したと分析していることが明らかになりました。イスラエルのウェブメディアなどが報じました。イスラエルでは6月に感染減少を受け行動規制の大半を解除していたものの、7月に入って新規感染者数が増えています。
 イスラエル保健省はインド型変異ウイルスがイスラエル全土に広がるにつれ、ワクチンの感染予防効果が大幅に低下し、有効性が94%から64%に下がったとみているといいます。一方で、重症化を防ぐ効果の有効性は93%と低下は小さく、重症患者の増加は緩やかだといいます。
 ファイザーの担当者はイスラエル保健省のデータについてコメントを控えたものの、「ワクチンによって、インド型を含むすべての変異ウイルスに対する中和抗体が確認されている」との研究結果を示しました。
 イスラエルでは昨年12月にファイザー製のワクチン接種を始め、国民の6割近い約510万人が各2回の接種を終えています。1日当たりの新規感染者数は1月時点に1万人を超えていましたが、6月には10人台にまで減り、6月にほとんどの規制を解除しました。
 だが、6月下旬から1日の新規感染者数が増え始め、7月4日は343人に達し、5日には500人を超えました。
 イスラエルメディアによると、最近の新規感染の9割がインド型だとみられています。政府は6月25日に屋内のマスク着用義務を復活させるなど、警戒を呼び掛けていました。

 2021年7月7日(水)




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