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■熱中症、埼玉県と三重県の90歳代男性死亡 東京都で127人搬送、埼玉県で135人搬送 [健康ダイジェスト]

 6月としては観測史上初めて40度を超える地域が出るなど、猛烈な暑さに見舞われた25日の日本各地では、熱中症による救急搬送も相次ぎ、気象庁は注意を呼び掛けています。
 気象庁によると、25日は全国474地点で最高気温が30度以上となり、このうち64地点では猛暑日(最高気温35度以上)となりました。関東甲信地方の内陸部は特に厳しい暑さとなり、群馬県伊勢崎市で午後3時ころに40・2度を観測したほかにも、同県桐生市で39・8度、栃木県佐野市39・7度、埼玉県鳩山町39・2度などとなりました。
 これまで6月で最も暑かったのは、2011年6月24日に埼玉県熊谷市で観測した39・8度。同市もこの日は今年最高となる38・4度を記録しました。
 東京都内も都心で今年初めての猛暑日となったほか、八王子市で38・1度、練馬区で36・8度など4地点で6月の最高気温を更新しました。
 東京消防庁によると、都内では25日、午後9時時点で4~94歳の男女計126人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。このうち50~80歳代の男女4人が重症。
 埼玉県川越市では25日、94歳の男性が熱中症の疑いで死亡しました。
 埼玉県や消防によりますと、25日午後6時前、川越市の住宅で94歳の男性の家族から「1階のベッドの上で意識がない」と119番通報がありました。
 救急隊が駆け付けると男性は、意識や呼吸のない状態で倒れていたということで、その後、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。男性は、熱中症で亡くなったとみられています。
 男性がいた部屋は、扇風機が回っていて窓が開いていたということですが、エアコンは設置されていなかったということです。
 埼玉県では25日だけで、135人が熱中症で救急搬送されていますが、熱中症の疑いで亡くなったのは今年初めてだということです。
 三重県鳥羽市でも25日、90歳代の男性が熱中症で死亡しました。鳥羽市消防本部によりますと、25日午後4時すぎ、鳥羽市内で路上に男性が倒れているのを通り掛かった人が見付け119番通報しました。
 倒れていたのは現場近くに住む90歳代の男性で、意識がない状態で病院に運ばれましたが死亡したということです。搬送時の体温は40度を超え、死因は熱中症だということです。
 25日の鳥羽市は最高気温が34・6度を記録するなど厳しい暑さとなっていました。
 気象庁によると、この時期はまだ体が暑さに慣れておらず、体調の変化により気を配る必要があります。熱中症対策として、こまめな水分補給やエアコンの使用のほか、外出を控えることなどを呼び掛けています。

 2022年6月26日(日)

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