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■日本ライフライン、AED169台を自主回収 電子回路部品の故障が判明 [健康ダイジェスト]

 日本ライフラインは13日、不整脈による突発的な心停止などの際に電気ショックを与えて救命する自動体外式除細動器(AED)の一部製品169台を、自主回収すると発表しました。製品の電子回路部品の故障により、作動せず救命処置に支障を来す可能性があるためです。
 自主回収するのは、韓国メーカーに生産委託し、日本ライフラインが昨年11月から今年2月までに販売した「カーディアックレスキューRQ-5000」のうち、製造番号が 00001700301~00001700460、 00001700491~00001700495、 00001700497~00001700500の製品。この不具合に起因した健康被害は、現時点では報告されていないといいます。
 昨年12月に新品のAEDを納品した際の検査で、電極パッドの電池を交換するよう音声メッセージが流れました。韓国メーカーで原因を調べたところ、特定の時期に生産された電子回路部品を使ったAEDが電極パッドを認識できないことが判明しました。
 AED169台は全国の105施設に設置しており、すでに顧客に連絡を取り始めています。

 2018年3月16日(金)

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