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■全国で600人感染確認、13人死亡 新型コロナウイルス感染症 [健康ダイジェスト]

 国内では30日午後6時半の時点で、東京都で148人、福岡県で80人、神奈川県で64人、大阪府で62人、埼玉県で42人、千葉県で39人、愛知県で36人、沖縄県で33人など、全国で合わせて600人の新型コロナウイルス感染者の発表がありました。
 また、神奈川県で4人、東京都で2人、岡山県と富山県、千葉県、沖縄県、愛知県、京都府、福岡県でそれぞれ1人の、合わせて13人の死亡が発表されました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め6万8088人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて6万8800人となりました。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1285人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1298人です。
 福岡県は30日、新型コロナウイルスに感染して医療機関で治療を受けていた80歳代の男性1人が死亡したと発表しました。福岡県内で死亡した感染者は、60人となりました。
 また、福岡県は30日、合わせて80人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1日当たりの感染者が100人を下回るのは、11日連続。
 各自治体の内訳は、福岡市61人、北九州市2人、久留米市3人、3市以外が14人でした。
 福岡県内で感染が確認された人は、延べ4568人になりました。
 神奈川県内では30日、新たに64人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。また、これまでに感染が判明していた4人が死亡したことも発表されました。
 神奈川県内で発表された感染者は、これで4911人となり、このうち122人が死亡しています。
 大阪府は30日、府内で新たに62人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。大阪府内で感染が確認された人は、合わせて8491人となりました。
 62人のうち感染経路不明は35人に上ったほか、東大阪市の高齢者施設関連で3人が感染しました。
 この日は重症者が4人判明し計61人となり、重症病床の使用率は32・4%。感染疑いの人に実施した検査数は1097人分で、陽性率は5・7%でした。
 また、大阪府は30日、新型コロナウイルスに感染した大阪市の90歳代男性の死亡が確認されたと発表しました。大阪府内で亡くなった人は、合わせて148人になりました。
 埼玉県内では30日、新たに42人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。このうち埼玉県が発表したのが35人、さいたま市が3人、川口市が2人、越谷市が1人、川越市が1人となっています。
 これで県内で発表された新型コロナウイルスの感染者は、合わせて3901人になりました。

 2020年8月30日(日)

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■東京都、新たに148人の新型コロナウイルス感染確認 5日ぶりに200人を下回る [健康ダイジェスト]

 東京都は30日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて148人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認された60歳代と70歳代の2人が死亡したことを明らかにしました。
 1日の感染の確認が200人を下回るのは8月25日以来5日ぶりで、100人を超えるのは6日連続です。
 年代別では、10歳未満が3人、10歳代が6人、20歳代が41人、30歳代が37人、40歳代が23人、50歳代が16人、60歳代が8人、70歳代が4人、80歳代が6人、90歳代が4人。
 148人のうち、およそ41%に当たる60人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ59%に当たる88人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 60人の濃厚接触者の内訳は、家庭内の感染が25人、職場内が7人、施設内の感染と夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者がそれぞれ6人、会食での感染が5人などとなっています。
 このうち施設内では、特別養護老人ホームで入所者の80歳代から90歳代の女性3人と、スタッフの40歳代の男性、合わせて4人の感染が確認されたということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万717人になりました。
 また、東京都は、感染が確認されていた60歳代と70歳代の男性2人が死亡したことを明らかにしました。2人とも基礎疾患があったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて360人になりました。
 東京都によりますと、都内で30日までに感染が確認された2万717人のうち、入院中の人は29日より52人増えて1398人となっています。
 このうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都の基準で集計した重症の患者は、29日より2人増えて34人。34人は40歳代から90歳代で、男性が30人、女性が4人だということです。
 また、自宅で療養している人は、29日より4人増えて438人です。都が開設している「アパホテル浅草田原町駅前」など8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、29日より6人増えて281人です。医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、29日より56人減って570人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、1万7670人となっています。
 東京都によりますと、都内で新たに感染が確認された人は30日までの1週間の平均で1日当たり197・7人となり、200人を下回ったのは7月16日以来だということです。
 最も多かったのは8月5日の時点で、1週間の平均で346・3人だったということです。
 これについて、都の担当者は「今日の148人は日曜日とすればそれなりに少ない数になっている。ここ3週間ぐらいで、徐々に1週間平均の感染者数も減ってきている。飲食店などの営業時間の短縮や、帰省や旅行の自粛などの効果が出ているのではないか。引き続き感染防止に努めていただき、さらに感染者が減っていけばいいと思う」と話しています。

 2020年8月30日(日)

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■新型コロナウイルスワクチン、4000万回分以上を前提に供給交渉 厚労省とバイオ医薬モデルナ  [健康ダイジェスト]

 加藤勝信厚生労働相は28日の記者会見で、アメリカのバイオ医薬ベンチャーのモデルナが開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、「来年上半期から4000万回分(2000万人分)以上の供給を前提に交渉を進めている」と明らかにしました。1人2回の接種が必要といいます。近く合意するとみられます。
 ワクチンが承認された場合、武田薬品工業が販売や流通を担います。モデルナの「メッセンジャーRNA」という遺伝子を使うワクチンは、アメリカで開発が最も先行するものの一つで、7月から臨床試験(治験)の最終段階に入っています。
 アメリカ政府はすでに、モデルナと1億回分の供給を受けることで合意しています。投じる費用は15億2500万ドル(約1600億円)。追加で4億回分の購入権も確保しています。
 ワクチンの確保競争は世界各地で激しく、日本政府は28日、新型コロウイルス対策として、2021年前半までに国民全員分のワクチンを確保する方針を盛り込みました。これまでにアメリカの製薬大手のファイザーから来年6月末までに1億2000万回分、イギリスのアストラゼネカから来年初頭以降、1億2000万回分の供給を受けることで、それぞれ基本合意していましたが、アメリカのモデルナからも調達して必要量の確保を図ります。

 2020年8月30日(日)

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■世界の新型コロナウイルス感染者2481万人、死者83万人 107カ国で新規感染が抑制傾向に [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の30日午前3時の時点で、世界全体で2481万2440人となっています。また、亡くなった人は、83万8704人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで593万9591人、次いでブラジルが380万4803人、インドが346万3972人、ロシアが98万2573人、ペルーが62万9961人となっています。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで18万2217人、次いでブラジルが11万9504人、メキシコが6万3146人、インドが6万2550人、イギリスが4万1585人となっています。
 世界全体では、新型コロナウイルスの新規感染者の増加に歯止めがかかってきました。世界188カ国・地域のうち過半の107カ国は、新規感染が抑制傾向にあります。人口10万人当たりの新規感染者数はアメリカやブラジルで減少しており、専門家はマスク着用や3密回避など予防策の普及が要因と指摘しています。ただ、インドでは感染拡大が収まらず、ヨーロッパも主要国を中心に再拡大が続き、収束には程遠い状況。
 世界保健機関(WHO)とアメリカのジョンズ・ホプキンス大学のデータを元に、2週間前と比べた新規感染者数の増減を調べました。対象となる世界188カ国中、28日時点で新規感染を「抑制できた国(減少あるいは横ばいの国、感染者ゼロ含む)」が107カ国、「増加した国」が81カ国でした。
 5月以降の世界的な都市封鎖(ロックダウン)解除で感染が再拡大していましたが、28日まで4日連続で「抑制できた国」が「増加した国」を上回り、抑制できた国の割合は57%となりました。
 都市封鎖の解除を急ぎ、感染再拡大を招いたアメリカ西部カリフォルニア州や南部テキサス州では、バーや店内飲食の再休止などで、足元では新規感染が落ち着き始めました。
 ジョンズ・ホプキンス大学によると、カリフォルニア州の新規感染者数(3日移動平均)は、ピークの7月29日の約1万1600人から、8月26日は約5400人まで減少。テキサス州も減少傾向。
 アメリカ全体の新規感染動向には、2つのピークが見られます。人口10万人当たりの感染者数(7日移動平均)は、4月11日に9・7人と第1のピークを迎えました。第2のピークは、7月下旬の20・4人。その後マスク着用の動きが広がり、28日時点では12・7人まで減りました。
 累積感染者数が380万4803人で2位のブラジルでは、7月下旬の同21・8人から、足元では17・4人まで減少。主要州で街頭やバスなど公共の場でのマスク着用を義務化し、都市部で市民の公衆衛生意識が改善しました。7月には世界の新規感染者数のうちアメリカとブラジルで約半数を占めたものの、28日時点では3割に下がりました。
 世界平均でみた10万人当たりの7月上旬の新規感染者数は3・2人で、7月中旬の3・4人より減少傾向にあります。
 東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授は、「歓楽街やスラムなど、感染のリスクが高い環境がわかってきて、国や地方政府がPCR検査などを利用して重点的な対策をとれるようになってきた」と指摘しています。東京医科大学の浜田篤郎教授は仮説としつつ、「風邪のコロナウイルスに対する免疫が、新型コロナに対しても働く『交差免疫』によって集団免疫が想定より早くできつつあることで、感染拡大にブレーキがかかっている可能性もある」と話しています。
 一方で、感染の再拡大の懸念はくすぶります。まず13億人超の人口を抱えるインドは、累計感染者数は346万3972人と世界3位で、感染拡大が続いています。10万人当たりの感染者数は28日時点で5・0人と、7月下旬の約2倍に達し、地方でも感染が広がっています。
 感染を早期に抑え込んでいたヨーロッパは、再拡大に直面しています。夏季休暇で多くの人が移動したことが一因とみら、フランスでは28日からパリ全域の屋外でマスクの着用を義務付けました。ドイツも、公共交通機関などでマスクを着けなかった人に罰金を科すといった対策導入を決めました。メルケル首相は28日の記者会見で、「今後数カ月で夏よりも厳しい状況になる。事態は深刻だ」と警戒を促しました。
 世界の新規感染を8月下旬をピークとして、今後減らし続けることができるかどうか。収束のカギを握るワクチン開発にまだめどが立たない中、各国の新型コロナウイルス対策は正念場を迎えています。

 2020年8月30日(日)

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