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■全国で840人が新型コロナウイルスに感染、10人死亡 東京都で新たに247人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では29日午後7時の時点で、東京都で247人、神奈川県で106人、大阪府で90人、福岡県で76人、埼玉県で56人、愛知県で45人、千葉県で33人、沖繩県で31人など、全国で合わせて840人の新型コロナウイルス感染者の発表がありました。
 また、愛知県で3人、福岡県で3人、神奈川県で2人、埼玉県で1人、滋賀県で1人の合わせて10人の死亡が発表されました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め6万7483人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて6万8195人となりました。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1271人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1284人です。
 東京都は29日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて247人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が200人を超えるのは、4日連続です。
 年代別では、10歳未満が5人、10歳代が15人、20歳代が72人、30歳代が42人、40歳代が44人、50歳代が26人、60歳代が22人、70歳代が10人、80歳代が7人、90歳代が3人、100歳以上が1人です。
 また、247人のうち、36%に当たる89人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、64%に当たる158人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内の感染が35人、職場内が13人、施設内が10人、会食での感染が8人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が4人などとなっています。
 このうち、施設内では、港区にある東京高輪病院で、医療従事者1人と患者5人の合わせて6人の感染が確認されたということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万569人になりました。
 また、29日は都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
 東京都によりますと、都内で29日までに感染が確認された2万569人のうち、入院中の人は28日より18人増えて1346人となっています。
 このうち、都の基準で集計した重症の患者は、28日より2人増えて32人。自宅で療養している人は、28日より13人減って434人。都が開設している「アパホテル浅草田原町駅前」などの8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、28日より24人増えて275人。このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、28日より99人増えて626人。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、1万7530人となっています。

 2020年8月29日(土)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者2474万6587人 フランスで新たに7379人が感染 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の29日午後3時の時点で、世界全体で2474万6587人となっています。また、亡くなった人は、83万7295人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで591万7439人、次いでブラジルが380万4803人、インドが346万3972人、ロシアが97万7730人、ペルーが62万9961人となっています。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで18万1773人、次いでブラジルが11万9504人、メキシコが6万3146人、インドが6万2550人、イギリスが4万1573人となっています。
 一方、フランスの保健当局は28日、同国で新型コロナウイルス感染者数が「指数関数的」に増加し、過去24時間で7000人以上の感染が確認されたと発表しました。
 フランス保健省の保健総局は、「流行の進行の力は指数関数的だ」とし、フランス本土で確認された新規感染者数は26日は5429人、27日は6111人、28日は7379人だったと明らかにしました。
 この数は、フランスで新型コロナウイルス検査数が増やされた後では最多となりました。同国では数日前に24時間の新規感染者数が4000人を超えたばかりで、感染者数はその後も急激に増え続けています。
 保健総局によると、28日に入院中の感染者は前日と同じ4535人で、うち387人が重症だといいます。フランスではこれまでに、新型コロナウイルスによって3万596人が死亡しています。
 中国の北京市では、屋外で活動する際にマスクの着用を義務付ける基準が緩和され、市民は久々に空気を大きく吸い込みながら外出を楽しんでいます。
 北京市疾病予防コントールセンターは20日、「北京日常防疫ガイドライン・屋外活動編」を発表。新型コロナウイルスの新規感染者が13日間確認されておらず、市内で感染が収まっていることを受けて、市民が屋外にいる時にマスクを外すことを認めました。同伴者以外の人と近距離で接触する時は、マスクをする必要があります。
 北京市中心部にある憩いの人気スポット・竜潭公園では、多くの家族がマスクを外して園内を散歩していました。一方、マスクをして歩き、感染症を警戒する人もいました。

 2020年8月29日(土)

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■うつ病の発症、ヘルペスウイルスが持つタンパク質が関与か 東京慈恵会医科大が研究 [健康ダイジェスト]

 うつ病の発症に、多くの人が幼いころに感染する「ヘルペスウイルス」に由来するタンパク質が関係している可能性があるとする研究成果が、東京慈恵会医科大学の研究チームから発表され、うつ病発症のメカニズムや治療薬の開発などに役立つと期待されています。
 ヘルペスウイルス由来のタンパク質は、うつ病の発症リスクを大幅に高めるといい、このタンパク質の存在が確認された人は、そうでない人に比べ12・2倍うつ病になりやすいことがわかりました。
 東京慈恵会医科大学の近藤一博教授(ウイルス学)らは長年、疲労とウイルスの関係を調べ、疲労が蓄積すると唾液(だえき)中に「ヒトヘルペスウイルス(HHV)6」が急増することを突き止めていました。
 ヒトヘルペスウイルス6は、赤ちゃんの病気である突発性発疹の原因ウイルスで、ほぼすべての人が乳幼児期に感染し、以降ずっと、体内に潜伏感染しています。
 普段は休眠しているものの、体が疲れるとヒトヘルペスウイルス6は目覚め、「弱った宿主から逃げだそう」と唾液中に出てきます。その一部が口から鼻へ逆流する形で、においを感じる脳の中枢「嗅球(きゅうきゅう)」に到達し、再感染を起こしていました。
 近藤教授らは、再感染すると嗅球で「シス(SITH)1」というタンパク質が作られ、この働きで脳細胞にカルシウムが過剰に流れ込み、死んでいくことを培養細胞やマウスの実験で突き止めました。さらに、嗅球の細胞死によって、記憶をつかさどる海馬での神経再生が抑制されていました。
 ストレス状態に置かれたマウスが、状況から逃げる行動をあきらめるまでの時間を計る「うつ状態モデル」とされる実験では、嗅球でこのシス1が作られるようにしたマウスは通常のマウスより早くあきらめ、抗うつ剤を与えると、通常マウス並みに戻りました。
 また、計166人の血液で、このシス1があることの証明になる「抗体」を調べると、うつ病患者の8割で確認され、量も健常人に比べ、うつ病患者で極めて多くなりました。
 このため研究チームでは、このヒトヘルペスウイルス6に由来するタンパク質であるシス1が強く働くことが、うつ病の発症に関係している可能性があるとしています。
 近藤教授は、「これまで、うつ病の原因は、はっきりとは特定されていなかったが、ウイルスが関与している可能性がわかった。さらに研究が進み、発症の詳しいメカニズムが解明できれば、新たな治療薬の開発などにつながるはずだ」と話しています。
 成果は、アメリカの学術出版社「セルプレス」が2年前に創刊した電子科学誌「アイサイエンス」で、6月11日に公表されました。

 2020年8月29日(土)

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■2021年前半までに全国民へのワクチン提供目指す 新型コロナウイルス対策本部が決定 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスへの対応を巡り、政府の対策本部は、来年前半までに、すべての国民に提供できるワクチンの確保を目指すなどとした今後の取り組みを決定しました。
 政府は28日午後、総理大臣官邸で、安倍首相や菅官房長官、西村経済再生担当大臣らが出席して、新型コロナウイルス対策本部を開き、今後の取り組みを決定しました。
 それによりますと、インフルエンザとの同時流行が懸念される冬を見据え、医療提供体制の確保に取り組むほか、検査体制も1日に平均20万件程度行えるよう抜本的に拡充するとしています。
 また、ワクチンを巡り、来年前半までに、すべての国民に提供できる数の確保を目指すとした上で、安全性や有効性が認められるものは国内産、国外産を問わず、供給のための契約を順次、進めるとしています。
 さらに、感染症法に基づいて、感染者に入院の勧告などを行っている現在の対応について、無症状や軽症が多い実態を踏まえ、保健所や医療機関の負担軽減を図るため、政令の改正も含め、柔軟に見直すとしています。
 一方、対策本部では、雇用調整助成金の上限額の引き上げなどの特例措置を年末まで延長するほか、水際対策としてとられている入国制限を9月から一部緩和し、PCR検査の実施などを条件に在留資格がある外国人の日本への再入国を認めることも確認しました。
 日本感染症学会の理事長で東邦大学の舘田一博教授は、「軽症、無症状者の療養の考え方や、検査数を1日に20万件への拡充は、秋から増えると予想されるインフルエンザとの同時流行をにらんだ対応ではないか。軽症であっても新型コロナウイルスの患者さんが増えると、院内感染対策など現場のスタッフの仕事は増える。若い世代で持病がなければ、重症化のリスクは高くないことがわかってきた。重症者を守るためにも軽症者、無症状者をホテルや自宅療養としたのは大きな意味がある」と話しています。
 検査については、「1日20万件検査ができる体制があれば、インフルエンザと同時流行しても十分に診断ができると考えられ、今から次の大きな波を乗り越えるために備えていくという点で重要だ」と指摘しました。
 また、ワクチンをすべての国民が受けられるようにするとしたことについては、「すべての国民がきちんとワクチンを接種できるよう、今から準備を進めておくことは非常に重要だ。一方で、ワクチンは安全性や有効性などハードルも高いと考えられるため、過剰な期待を持つことなく、これから出てくる科学的根拠を注視して冷静に判断をしていく必要がある」と話しています。
 ワクチンの確保競争は世界各地で激しく、政府は国民全員に行き渡る十分な量の確保を目指す方針を以前から掲げています。7月末以降、アメリカの製薬大手のファイザー社から来年6月末までに1億2000万回、イギリスのアストラゼネカ社から来年初頭以降、1億2000万回分の供給を受けることで、それぞれ基本合意していました。
 ほかにも国内外の製薬大手などとも交渉し、国内で生産する施設の準備も補助金を出して促しています。

 2020年8月29日(土)

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■東京都、新たに226人の新型コロナウイルス感染確認 60歳代と80歳代の2人死亡 [健康ダイジェスト]

 東京都は28日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて226人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、これまでに感染が確認されていた60歳代と80歳代の2人が、死亡したことを明らかにしました。
 一日の感染の確認が200人を超えるのは、3日連続です。
 年代別では、10歳未満が8人、10歳代が8人、20歳代が63人、30歳代が46人、40歳代が31人、50歳代が35人、60歳代が16人、70歳代が5人、80歳代が12人、90歳代が2人。
 また、226人のうち、およそ39%に当たる88人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ61%の138人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内の感染が39人、職場内が14人、会食での感染と夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者がそれぞれ10人、施設内が8人などとなっています。
 このうち、家庭内の感染では、感染が確認されていた1人から高齢者や未成年を含む同居する家族4人に広がったケースなどがあったということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万322人になりました。
 一方、都の基準で集計した28日時点の重症の患者は30人で、27日より1人減りました。
 また、都は、これまでに感染が確認されていた60歳代と80歳代の男性2人が死亡したことを明らかにしました。2人はいずれも、基礎疾患があったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて358人になりました。
 東京都によりますと、都内で28日までに感染が確認された2万322人のうち、入院中の人は27日より146人減って1328人となっています。
 このうち都の基準で集計した重症の患者は、27日より1人減って30人。
 都は、28日の時点で重症の患者向けの病床は150床確保しているということです。また、中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指しており、28日の時点で2450床確保しているということです。
 これとは別に9月から10月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。
 また、自宅で療養している人は、27日より18人減って447人です。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、27日より3人増えて251人です。
 このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、27日より21人減って527人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、1万7411人となっています。

 2020年8月29日(土)

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