SSブログ

■新型コロナウイルス、869人感染19人死亡 大阪府の死者は過去最多9人に [健康ダイジェスト]

 国内では28日、午後9時の時点で、東京都で226人、大阪府で106人、神奈川県で75人、福岡県で66人、埼玉県で56人、愛知県で51人、沖縄県で43人、千葉県で39人など、全国で合わせて869人の感染者の発表がありました。
 また、大阪府で9人のほか、東京都と兵庫県、福岡県でそれぞれ2人、愛知県と埼玉県、山梨県、それに茨城県でそれぞれ1人の、合わせて19人の死亡が発表されました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め6万6638人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて6万7350人となりました。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1260人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1273人です。
 大阪府は28日、新型コロナウイルスに感染した70歳代の男性と80歳代の男女5人、それに90歳代の男女3人の、合わせて9人の死亡が確認されたと発表しました。府内の1日の死者数としては8月18日の6人を上回り過去最多で、累計147人となりました。9人のうち、8人に基礎疾患がありました。
 この日の新規感染者は106人。27日は3日ぶりに100人未満となったものの、再び100人を上回りました。重症患者は前日と同じ58人で、重症者病床の確保数188床に対する使用率は30・9%でした。
 新規感染者106人のうち、感染経路不明は61人で58%を占めます。PCR検査などを2084件(陰性確認分を除く)実施し、陽性率は5%でした。府内の累計感染者は、8339人となりました。
 大阪急性期・総合医療センターは28日、20歳代の女性看護師が感染したと発表。同センターでは8月以降、別の女性看護師や男性医師も感染しています。
 府は重症化リスクが高い高齢者やその家族、高齢者施設の職員らに、感染リスクの高い場所を避けるよう集中的に呼び掛けています。

 2020年8月28日(金)

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■世界の新型コロナウイルス感染者2445万人、死者83万人 パリでマスク着用が義務化 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の28日午後3時の時点で、世界全体で2445万4344人となっています。また、亡くなった人は、83万1615人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで586万9032人、次いでブラジルが376万1391人、インドが338万7500人、ロシアが97万2972人、南アフリカが61万8286人となっています。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで18万844人、次いでブラジルが11万8649人、メキシコが6万2594人、インドが6万1529人、イギリスが4万1564人となっています。
 一方、パリ警視庁は27日、新型コロナウイルスの感染再拡大が著しいとして、28日午前8時(日本時間同日午後3時)からパリ全域とその周辺地域で、歩行者のほか自転車やキックスケーターの利用者も対象にマスク着用を義務付けることを明らかにしました。
 パリ市内はこれまで人通りの多い一部地域に限っていましたが、今後は全域に拡大し、違反者には135ユーロ(約1万7000円)の罰金を科します。
 フランスではすでに、全国の公共交通機関や、オフィスを含む密閉された公共の場所でマスク着用が義務付けられています。パリのマスク着用義務化は突然発表され、驚きを持って受け止めた人も多く見受けられました。
 フランスでは27日、直近24時間の新たな感染者が6111人に達し、5月に外出禁止令を解除して以来、最も高い水準になりました。中でもパリは人口当たりの感染者数が国平均のの2・5倍に上り、ベルギーは26日、パリや南仏マルセイユなどをリスク地域と見なし、同地域からの入国者に検査や自主隔離を課すと決めました。ドイツも24日、パリなどをリスク地域に指定し、渡航を控えるよう自国民に呼び掛けています。
 フランスのジャン・カステックス首相は27日の記者会見で、「春のような全土での外出禁止令を避けるためには、何でもする」と述べ、当面はマスクの着用を徹底させ、経済に打撃の大きいロックダウンは最後の手段であることを強調しました。

 2020年8月28日(金)

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■首かけの空間除菌商品、合理的根拠なし 消費者庁が措置命令 [健康ダイジェスト]

 「首にかけるだけで空間のウイルスを除去」などと合理的な根拠のない表示をして空間除菌商品を販売したとして、消費者庁は28日、東京都千代田区にある東亜産業に対し、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出したと発表しました。
 消費者庁によると、同社は「ウイルスシャットアウト」と称する携帯型商品を販売。今年2月、自社のウェブサイトや楽天市場で「半径1mの空間除菌」「幅広く・様々な環境に最適! 学校 オフィス 病院 電車」などと表示し、生活空間で効果が得られるかのような表示をしました。
 消費者庁が根拠となる資料の提出を求めたところ、東亜産業は根拠を示す資料を提出したものの、消費者庁は「日々の生活空間とかけ離れた狭い密閉空間での実験データしかなく、合理的な裏付けとはいえないと判断した」と説明しています。
 ウェブサイトには「使用環境によって効果が異なります」と表示されていたということですが、消費者庁では、消費者の認識を打ち消すものではないと判断しました。
 同社は、「残念ながらご理解頂けませんでした。今後、正式な手続きを踏むことによって正当性を明らかにして参りたい」とのコメントをウェブサイトで発表しました。
 ウイルスシャットアウトの商品に関して、ウェブ販売などで現在も流通していますが、東亜産業は今年3月までに製造および販売を終了しています。

 2020年8月28日(金)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■東京都、熱中症の疑いで60人を救急搬送 半数の30人が70歳代以上 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁によりますと、東京都内では28日午後3時までに、14歳から99歳までの男女合わせて60人が熱中症の疑いで病院に救急搬送されました。
 搬送された人のうち、70歳代以上が30人と半数を占めています。
 また、70歳代の男性2人は症状が重く、命の危険がある状態だということです。
 29日も東日本と西日本の各地で猛烈な暑さとなり、38度に達するところもある見込みで、引き続き、こまめな水分補給や適切な冷房の使用など、熱中症対策が必要です。
 一方、厳しい暑さが続く中、屋内でエアコンを使う際に、高齢者がリモコンの操作を誤って暖房をつけて寝てしまい、熱中症で救急搬送されるケースが起きており、専門家が注意を呼び掛けています。
 横浜市消防局によりますと、今年5月以降、屋内で熱中症になって搬送された人のうち、「エアコンの未使用・故障」に分類されるケースは、全体の半分を超える247人に上っており、この中には暖房をつけてしまうなど、エアコンの使い方を誤ったというケースも含まれるということです。
 済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師によりますと、8月中旬、横浜市内の高齢の夫婦が、就寝前にリモコンで冷房をつけようとして誤って暖房をつけて寝てしまい、2人とも熱中症で救急搬送されたケースがあったということです。
 人は年をとるほど、暑さを感じる神経が衰えやすく、室温が上がっても気付きにくいということで、谷口医師は「エアコンを使用する際は、明るいところでスイッチを確認して押し間違えないことや、設定温度は28度以下を最低ラインとしてほしい。寒いと感じた場合には、厚めの布団を掛けて就寝することが大切だ」と話しています。
 この週末も関東地方では35度以上の猛暑日になるところもある見込みで、谷口医師は「熱中症は、9月中旬くらいまでが危険な時期なので、もう少しの辛抱と考えて、適切にエアコンを使って予防してもらいたい」と話しています。

 2020年8月28日(金)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■iPS細胞から作った網膜シート、網膜色素変性症の患者に初移植へ 神戸市立の病院などが臨床研究 [健康ダイジェスト]

 進行性の目の難病「網膜色素変性症」の患者に、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した網膜シートを移植する世界初の臨床研究が6月11日、厚生労働省の専門部会で了承され、神戸市の病院などの研究チームは年内にも1例目の移植手術を実施することになりました。
 神戸市立神戸アイセンター病院と理化学研究所の研究チームは、網膜色素変性症の患者に、他人のiPS細胞から作った「視細胞」と呼ばれるシート状の網膜組織を移植して、視力の回復を目指す臨床研究を計画していました。
 計画は6月11日に開かれた厚生労働省の専門部会で了承され、研究チームは年内にも1例目の移植手術を実施することになりました。
 網膜色素変性症は光を感じる網膜の視細胞が徐々になくなり、失明することもある病気で、国内におよそ3万人の患者がいるとみられますが、今のところ有効な治療法はありません。
 iPS細胞を使った臨床研究が実施されれば世界初となり、研究チームは1年間にわたって安全性などを確認し、治療法として確立させたいとしています。
 神戸アイセンター病院の栗本康夫病院長は、「計画が了承され、ひとまず安心した。手術の実施日は、新型コロナウイルスの流行状況なども考慮しながら安全最優先で検討する」と話しています。
 今後、病院に通院する患者の中から2人を選び、移植手術を実施するということです。
 iPS細胞を使った再生医療の臨床研究が認められたのは国内8例目で、iPS細胞を使って目の病気の治療を目指す臨床研究は、これまでにも網膜の組織や角膜の移植が行われています。

 2020年8月28日(金)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■慶応大、iPS細胞を使った心臓病治療の臨床研究へ 厚労省部会が了承 [健康ダイジェスト]

 慶応大学医学部の福田恵一教授らは27日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心臓の筋肉(心筋)の細胞を使い、心臓病の治療を試みる臨床研究を始めると発表しました。厚生労働省の部会が同日、計画を了承しました。
 iPS細胞を使って心臓の機能の回復を目指す臨床研究は大阪大学に次いで国内で2件目となり、2020年度内に最初の移植を目指します。
 福田教授は同日、ビデオ会議システムで記者会見し、「重症心不全は心臓移植以外に画期的な治療法はなかった。これを打破したい」と語りました。
 計画は、心臓の壁が薄くなり血液を押し出す力が弱まる「拡張型心筋症」という重い心臓病の患者が対象で、福田教授によると国内に2万5000人の患者がいます。
 京都大学iPS細胞研究所が健康な人の細胞から作ったiPS細胞を心筋の細胞に育てた上、特殊な注射針状の器具で患者の心筋内に5000万個移植します。対象となる患者は3人の予定。
 研究チームによると、心筋の内部に移植した細胞は血中の免疫細胞に触れる機会が少なく、拒絶反応が起こりにくいとみられます。
 さらに、移植する細胞と患者の免疫の型「HLA」を一致させて免疫反応を抑え、長期にわたって治療効果が期待できるといいます。
 1年間かけて経過を観察し、移植した細胞や移植方法の安全性を確認するほか、有効性についても調べます。
 iPS細胞を使って心臓の機能の回復を目指す臨床研究は、大阪大学の研究チームが別の病気「虚血性心筋症」の患者を対象に、今年1月、心臓の筋肉の細胞をシート状に培養して、直接、貼り付ける手術を行っており、慶応大学の臨床研究はこれに続くものになります。
 福田教授は、「できるだけ早く患者に届けたいが、慎重にステップを確かめながら進め、今年度中には1例目の移植手術を行いたい」と話しています。

 2020年8月28日(金)

nice!(3)  コメント(1) 
共通テーマ:健康