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■台湾、新型コロナ感染拡大 蔡総統も公邸で14日まで隔離へ [健康ダイジェスト]

 台湾でも新型コロナウイルスの感染が拡大し始めていて、蔡英文(さいえいぶん)総統と一緒に食事をした人の感染が確認されたため、総統は4月14日まで公邸で隔離されることになりました。
 8日、記者会見した台湾総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官によりますと、総統の公邸で4月4日に開かれた親族11人の昼食会の参加者1人が新型コロナウイルスに感染していることが8日確認されました。食事の場には仕切り板が設置され、感染者と総統の間には3メートルの距離があったといいます。
 蔡総統と賴清德(らいせいとく)副総統、側近らに検査を実施したところ、全員陰性で、公邸は全面的に消毒したといいます。
 蔡総統の健康状態は良好だということですが、当局の規定に従って4月14日まで公邸で隔離され、この間の公務はオンライン会議などの方式で行うとしています。
 台湾の感染状況は今のところ周辺の国や地域と比べて深刻ではありませんが、それでも4月に入って変異ウイルスのオミクロン型の感染が拡大し始めており、当局の発表によりますと、8日の域内での新たな感染確認は384人で、デルタ型の感染が拡大していた昨年6月以来の多さとなっています。
 台北駅に設けられているワクチンの接種会場には、3回の接種を終えていない人が次々と訪れていました。
 7日までに全人口の51%余りの人がワクチンを3回接種していますが、当局は「重症者ゼロを目指す」として、ワクチンの接種を急ぐよう呼び掛けています。

 2022年4月8日(金)




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■全国で新たに5万1953人が新型コロナ感染 前週より2600人増 [健康ダイジェスト]

 8日は午後8時30分までに、東京都で8112人、大阪府で3908人、神奈川県で3717人、埼玉県で3580人、福岡県で2876人、愛知県で2853人、千葉県で2627人、北海道で2216人、兵庫県で2018人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに5万1953人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の金曜日より約2600人多くなりました。宮崎県では612人の感染が確認され、過去最多を更新しました。
 また、大阪府で17人、東京都で9人、神奈川県で7人、兵庫県で4人、北海道で4人、埼玉県で4人、愛知県で4人、三重県で2人、千葉県で2人、富山県で2人、岐阜県で2人、静岡県で2人、奈良県で1人、岡山県で1人、広島県で1人、栃木県で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、福井県で1人、福島県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人の、合わせて69人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め694万8295人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて694万9007人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が2万8604人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて2万8617人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より10人減って8日時点で484人となっています。
 大阪府は8日、新たに3908人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。前週の同じ曜日と比べて200人余り増えています。これで大阪府内の感染者の累計は、82万4968人となりました。
 また、60〜100歳代の男女17人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて4791人になりました。
 重症者は7日と変わらず54人となっています。コロナ以外の疾病で重症病床での治療が必要な人を含めた府内の重症病床(612床)の使用率は12・1%、軽症・中等症病床(3301床)の使用率は27・4%でした。

 2022年4月8日(金)




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■東京都で新たに8112人が新型コロナ感染 前週比130人増 [健康ダイジェスト]

 東京都は8日、都内で新たに「10歳未満」から「90歳代」までの8112人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の金曜日(1日)より130人多く、2日連続で前週の同じ曜日を上回りました。8日までの7日間平均は7451・9人で、前週の97・7%となりました。
 新たな感染者を年代別でみると、最多は20歳代の1785人で、30歳代の1576人、40歳代の1256人、10歳未満の1165人、10歳代の990人、50歳代の725人と続きました。65歳以上の高齢者は445人。
 新規感染者のうち、医師の判断による臨床診断でみなし陽性とされたのは9人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが3998人、未接種は2014人でした。
 感染経路がわかっている2746人のうち最も多いのは「家庭内」で、全体の71・8%に当たる1973人でした。
 病床使用率は25・2%。都が30~40%で緊急事態宣言の要請を判断する指標としている重症者用病床使用率は、8・0%でした。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使用」とする都基準の重症者数は、前日から1人増えて8日時点で30人でした。
 一方、都は、感染が確認された80歳代と90歳代の男女9人が死亡したと発表しました。
 9人のうち感染経路がわかっているのは8人で、高齢者施設と病院内がそれぞれ3人、家庭内が2人でした。また、9人のうち少なくとも8人に基礎疾患がありました。
 東京都の累計の感染者は131万796人となり、累計の死者は4228人となりました。

 2022年4月8日(金)




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■ヤングケアラー、小6の15人に1人 親や兄弟の世話や家事で学業に悪影響も [健康ダイジェスト]

 親や兄弟姉妹など家族の世話をする18歳未満の「ヤングケアラー」について厚生労働省は7日、小学生への初めての実態調査の結果を公表しました。小学6年生の6・5%に相当する15人に1人が、「世話をしている家族がいる」と答えました。そのうち平日1日当たり7時間以上費やす子供の割合は7・1%で、家事や幼い兄弟姉妹の世話が多くなり、学業や健康面への影響も明らかになりました。
 ヤングケアラーは、病気や障害のある家族の世話、家事などをする18歳未満の子供を指します。政府は実態把握のため2020年度に中学生と高校生を対象に初めて調査し、今回の2021年度調査は全国の公立小350校の小学6年生、約2万4500人が対象で、9759人から回答がありました。20歳代の「若者ケアラー」として、大学396校の3年生も調べました。
 小学生が世話をしている相手は、「兄弟姉妹」が71・0%と最も多く、母親が19・8%、父親が13・2%でした。兄弟姉妹がまだ幼かったり、親に障害や精神疾患があったりするケースが目立ちます。
 内容は、「見守り」や世話、食事の準備、洗濯といった家事との回答が多くなりました。日本語が苦手な親などに代わって通訳に当たる子供もいました。
 世話の頻度は、「ほぼ毎日」が52・9%と過半数に上りました。平日1日当たり「3~7時間未満」を世話に費やすとの回答は子供の22・8%を占め、7時間以上を含めると3割程度となりました。
 ケアのためにできていないことは、「自分の時間が取れない」が15・1%、「勉強する時間がない」が7・8%、「眠る時間が足りない」が6・7%でした。
 一方で、1日7時間以上世話をしている子供の35・6%は、「特に大変さは感じていない」と回答しました。
 調査報告書では「大変さを自覚できていないケースもある」と分析し、「周囲の大人が子供の状況を把握し、必要な支援体制を整えることが重要だ」と指摘しています。
 今回は20歳代の「若者ケアラー」として大学3年生にも調査し、9679人から回答を得ました。世話をしている家族がいるとの回答は6・2%、過去にいた人は4・0%でした。ケアの対象は「母親」が35・4%と多くなりました。ケアのため学業や就職活動が不安との回答も目立ちました。
 政府は2022年度から3年間をヤングケアラーの認知度を上げる「集中取組期間」と位置付けて啓発などをしています。2020年度の調査では中学2年生の17人に1人に当たる5・7%が「世話をしている家族がいる」と回答しました。政府は各年代での実態把握を踏まえ、支援制度の整備などを進めています。

 2022年4月7日(木)




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