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■用語 ヤマブシタケ [用語(や行)]

[リゾート]ヤマブシタケとは、サンゴハリタケ科のキノコで、白い毛のようなものに覆われています。若いものほど色が白く、生長するにつれて薄いベージュ色になっていきます。
 クヌギ、クルミ、シイ、ミズナラなどの広葉樹の樹幹や切り株に着生し、日本、中国、欧米、北アフリカと広範囲に分布しています。
 日本では、その形が山伏の装束の胸の部分についている丸い飾りに似ていることから、大正時代にヤマブシタケと命名されました。その形は白いウサギがうずくまっているようにも見えることから、日本国内でも地方名でウサギタケと呼ばれたり、ハリセンボンとも呼ばれています。
 古来から優れた薬効が経験的に知られ、現在では他のキノコ類にもみられる有効成分、β–グルカンが多く含まれており、免疫機能を高め、がん予防などに効果があるとされています。
 また、活性酸素を除去する働きがあるSODという成分を非常に多く含んでいて、その抗酸化作用は強力であるため、活性酸素が原因で起こる老化、生活習慣病などの予防に有効とされています。
 さらに、ヤマブシタケに固有のヘリセノンという成分が脳を活性化させるために、認知症に効果があるといわれています。




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