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■2日連続猛暑日、最高36・3度 熱中症の疑いで1人死亡、463人を搬送 [健康ダイジェスト]

 日本列島は1日、広い範囲で高気圧に覆われて各地で気温が上がり、群馬県館林市や岐阜県揖斐川町で最高気温が36・3度を記録するなど、2日連続で猛暑日となる地点が出ました。30度以上の真夏日に達したのも、全国の観測地点の4割を超える404地点に上りました。
 気象庁によると、ほかに岐阜県多治見市で36・2度、同県美濃市と京都市で36・0度と、5カ所で36度以上となりました。
 熱中症とみられる症状での搬送も前日に続いて相次ぎ、マスコミが各地の消防や警察などに取材してまとめたところ、1日午後8時の時点で、全国で少なくとも463人が熱中症の疑いで病院に搬送され、このうち、新潟県長岡市で90歳代の女性が死亡しました。
 長岡市消防本部によりますと、1日午後4時ごろ市内の住宅の庭で、この家に住む90歳代の女性が倒れているのを女性の家族が見付けました。女性は市内の病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。
 気象台によりますと、長岡市では午後2時半すぎに30度9分を観測するなど先月30日に続いて真夏日となっており、消防は熱中症の疑いがあるとみています。
 そのほか、広島県と京都府でそれぞれ1人が、意識不明の重体となっています。搬送者は沖縄県を除く46の都道府県で確認されており、大阪府で43人、愛知県で41人、埼玉県で27人、千葉県で26人、東京都で23人などが、熱中症とみられる症状で病院に運ばれました。
 2日、月曜日は西から前線が近付くため、西日本では雲が広がりやすくなりますが、北日本と東日本は引き続き、晴れる地域が多く、厳しい暑さが続く見込みです。
 2日の日中の最高気温は、さいたま市や京都市で34度、東京の都心や長野市で33度、盛岡市や名古屋市、大阪市で32度、札幌市で30度などと予想されています。
 気象庁は、「こまめに水分をとったり、適切に冷房を使ったりして、熱中症に十分注意してほしい」と呼び掛けています。

 2014年6月2日(月)

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