SSブログ

■福岡のドラッグイレブン、調剤薬局4店で薬歴未記載 計128件 [健康ダイジェスト]

 JR九州ドラッグイレブン(福岡県大野城市)は6日、自社の調剤薬局で、薬剤服用歴(薬歴)の記載漏れが見付かったと発表しました。
 4店で128件の記載漏れがあり、件数は増える可能性があります。薬歴を記載したとして受け取った診療報酬は、返金します。
 薬歴は、薬剤師が患者ごとに薬の副作用などを記録し、患者が再び来た時に参照できるように管理する必要があります。
 2014年の状況を調べたところ、九州と沖縄県の調剤薬局全22店の薬歴約27万件のうち、八幡駅店(北九州市)、市民病院前店(福岡市)、伊集院店(鹿児島県日置市)で計128件の記載漏れや記載が遅れる事例が見付かりました。
 佐敷店(沖縄県南城市)でも、薬歴5000件に記載漏れがあって調査を終えていないといい、全体ではさらに増える見込みです。
 薬剤師の記載忘れやパソコンの操作ミスが原因といい、今後再発防止策をまとめます。診療報酬の請求の一部が不適切だった可能性があり、返金すべき診療報酬額は、調査中です。これまでに健康被害の報告はないといいます。
 JR九州ドラッグイレブンは、「お客様や関係各位にご迷惑をおかけしたことをおわびする。詳しく調査し、不正請求が確認されれば診療報酬を自主返金する」とコメントしました。
 薬歴の未記載は2月、大手ドラッグストアで相次いで発覚。厚生労働省が日本薬剤師会などを通し、調剤薬局に自主点検を要請しています。

 2015年3月9日(月)

nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0