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医療費が助成される難病、306疾患に 厚労省が筋ジスなど追加 [健康ダイジェスト]

 医療費が助成される難病について、厚生労働省の専門家会議は新たに「筋ジストロフィー」など190余りの病気を指定する方針を決め、助成の対象は合わせて300余りと大幅に増えることになりました。
 難病患者への医療費の助成について、厚労省は今年1月から制度を見直し助成の対象を増やす一方で、対象者を原則、症状の重い患者に限り、所得に応じて負担を求めています。
 19日開かれた厚労省の専門家会議では、患者の数が人口の0・1パーセント程度となるおよそ18万人を下回り、診断基準が確立しているといった要件を満たした筋ジストロフィーや先天性ミオパチーなど、196の病気を新たに医療費を助成する対象として指定する方針を決めました。
 これで、対象となる病気は制度の見直しが行われる前の56(約78万人)から、306(約150万人)に大幅に増えることになりました。
 厚労省はこのほかの病気についても、最新の研究データなどを収集し、指定するかどうか検討していきたいとしています。
 日本難病・疾病団体協議会の伊藤たてお代表理事は、「助成の対象が大幅に増えたことは評価できるが、対象になっていない病気も少なくない。症状の軽い患者は原則、助成を受けられないなど課題もあり、実態に合わせた見直しを行っていくべきだ」と話しています。

 2015年3月20日(金)

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