■子供向け雑誌の付録から発がん性物質 集英社と講談社、回収進める [健康ダイジェスト]
集英社と講談社が発行する漫画雑誌などの付録の子供向けマニキュアから、発がん性物質のホルムアルデヒドが検出され、2つの出版社はこのマニキュアを使用しないよう呼び掛けるとともに、回収を進めています。
使用が禁止されている発がん性物質のホルムアルデヒドが検出されたのは、子供向けのマニキュアで、集英社が発行する少女漫画雑誌「りぼん」2015年8月号と、講談社が発行する幼児向け雑誌「おともだちピンク」2014年11月号、少女漫画雑誌「なかよし」2015年1月号に、それぞれ付録として付けられたということです。
集英社によりますと、昨年8月、読者から「マニキュアをつけた子供の爪が変色した」などの連絡があり、調べたところ、マニキュア「シャイニーネイルカラー」から1グラム当たり60マイクログラムのホルムアルデヒドが検出されたということです。
これを受けて講談社でも、付録のマニキュア「ピンクマニキュア」と「グリッターネイル」を検査した結果、1グラム当たり40マイクログラムのホルムアルデヒドが検出されました。いずれのマニキュアも中国製で、事前の検査で有害物質は検出されていなかったということです。
これらの雑誌は合わせて26万部余りが販売されたということで、2つの出版社ではインターネットを通じ、「敏感な体質の人の場合、爪が変色するなどの恐れがある」「健康被害の恐れはないが、アレルギー反応を起こす可能性がある」として、マニキュアを使用しないよう呼び掛けるとともに、回収を始めました。
2016年2月19日(金)
使用が禁止されている発がん性物質のホルムアルデヒドが検出されたのは、子供向けのマニキュアで、集英社が発行する少女漫画雑誌「りぼん」2015年8月号と、講談社が発行する幼児向け雑誌「おともだちピンク」2014年11月号、少女漫画雑誌「なかよし」2015年1月号に、それぞれ付録として付けられたということです。
集英社によりますと、昨年8月、読者から「マニキュアをつけた子供の爪が変色した」などの連絡があり、調べたところ、マニキュア「シャイニーネイルカラー」から1グラム当たり60マイクログラムのホルムアルデヒドが検出されたということです。
これを受けて講談社でも、付録のマニキュア「ピンクマニキュア」と「グリッターネイル」を検査した結果、1グラム当たり40マイクログラムのホルムアルデヒドが検出されました。いずれのマニキュアも中国製で、事前の検査で有害物質は検出されていなかったということです。
これらの雑誌は合わせて26万部余りが販売されたということで、2つの出版社ではインターネットを通じ、「敏感な体質の人の場合、爪が変色するなどの恐れがある」「健康被害の恐れはないが、アレルギー反応を起こす可能性がある」として、マニキュアを使用しないよう呼び掛けるとともに、回収を始めました。
2016年2月19日(金)
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