SSブログ

■8月の熱中症搬送者2万1383人 高齢者が半数を占め、死者24人 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は13日、熱中症のため8月に全国で2万1383人が救急搬送されたと発表しました。前年の8月に比べ10・6パーセント減の2542人少なくなりましたが、高気圧に覆われ猛暑が続いた九州地方では全県で前年の搬送者数を上回りました。
 全国の搬送者のうち、65歳以上の高齢者が、ほぼ半数を占めました。
 搬送先で死亡が確認されたのは24人。3週間以上の入院が必要な重症は469人、短期の入院が必要な中等症は7131人でした。
 都道府県別では、大阪府が1509人で最も多く、愛知県1267人、兵庫県1185人と続きました。
 人口10万人当たりの搬送者数は、熊本県の39・00人が最多で、次いで鹿児島県35・97人、長崎県31・57人。
 また、総務省消防庁は13日、9月5日~11日の1週間に、全国の1460人が熱中症のために救急搬送されたとの速報値を発表しました。台風に伴う雨の影響で気温が上がらなかった地域が多く、前週の1436人から微増にとどまりました。搬送時に亡くなった人はいませんでした。
 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は19人、短期入院が必要な中等症は408人でした。65歳以上の高齢者が、44・9パーセントを占めました。
 都道府県別でみると、東京都が107人で最も多く、埼玉県の104人、大阪府の83人と続きました。
 消防庁は、9月末ごろまでは気温が高い日もあるとして、小まめな水分補給などの予防策を取るよう呼び掛けています。

 2016年9月13日(火)

nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0