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■はしか、沖縄県の流行が東京都に拡大か 町田市の女性が感染 [健康ダイジェスト]

 沖縄県で流行しているはしか(麻疹)に、東京都町田市の30歳代の女性が感染したとみられることがわかり、厚生労働省などは一連の流行が東京都にも拡大したとみて、注意を呼び掛けています。
 厚労省などによりますと、東京都町田市に住む30歳代の女性が5月6日に発熱や発疹などの症状が出て医療機関を受診し、検査の結果、はしかに感染していることが9日、わかりました。
 町田市の女性は4月23日に町田市内の医療機関を訪れていて、この医療機関には同じ日に、沖縄県から川崎市などを訪れていた20歳代の女性旅行者が体調不良で受診して、その後8日に、はしかに感染していたことがわかったことから、町田市の女性は沖縄県で流行している一連のはしかに感染したとみられるということです。はしかの予防には、2回のワクチン接種が有効とされていますが、町田市の女性は1回しか接種していませんでした。
 今年3月から沖縄県で流行が始まり、愛知県にも広がったはしかは、さらに東京都に拡大したことになり、一連の流行での患者数は112人になりました。
 はしかは発熱や全身に発疹が出るウイルス性の感染症で、空気感染するため感染力が強く、乳幼児は重症になる場合があるほか、妊婦が感染すると流産や早産の恐れもあります。
 有効な予防法はワクチンの接種だけとされていて、厚労省などでは、母子健康手帳などにワクチンを2回接種した記録がなく、感染した経験もなければ、ワクチンの接種を検討するとともに、はしかを念頭に体調の変化にも注意してほしいと呼び掛けています。

 2018年5月11日(金)

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