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■キノコ採りで男性2人死亡 長野県内で今季13人 [健康ダイジェスト]

 長野県警飯山署は14日、同県栄村の山林で、キノコ採りに出掛けて行方不明になっていた新潟県小千谷市千谷川、建築業田中正次さん(74歳)と同市西中、無職荻野長治さん(73歳)の2人が沢の中に倒れて死亡しているのを発見しました。道に迷って転落したとみて、詳しい経緯を調べています。
 県警によると、8月以降、県内でキノコ採りに出掛けて死亡した人は計13人となり、昨年の2人を大きく上回っています。今年はマツタケが豊富とされることから、さらに遭難が増える恐れもあるといい、県警は急斜面に近付かないようにするなど、慎重な行動を呼び掛けています。
 飯山署によると、同日午後1時15分ごろ、捜索隊員が見付けました。2人は友人同士で、荻野さんが11日午前、「田中さんとキノコ採りに行ってくる」と家族に言って出掛け、夜になっても帰宅しないため、双方の家族が新潟県警に届け出ていました。
 2人が使っていた車が12日に栄村の山林に近い駐車場で見付かっており、山林の捜索を続けていました。
 長野県警によると、同県大鹿村でも、キノコ採りで山に入った高森町の無職男性(75歳)と、12日から連絡が取れなくなっています。

 2018年10月15日(月)

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