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■75歳以上は肺炎リスク約1・6倍に 入れ歯を毎日手入れしない場合 [健康ダイジェスト]

 入れ歯を使っている75歳以上の高齢者が毎日手入れをしなかった場合、肺炎のリスクは手入れをしている人の1・58倍になることが、東北大学などの研究でわかりました。 
 東北大学大学院歯学研究科の相田潤准教授らの研究チームは、介護を受けていない高齢者で入れ歯を使っている愛知県などの7万1000人余りを対象に、入れ歯の手入れの頻度と過去1年間に肺炎を発症したかどうかを質問し分析しました。
 その結果、過去1年間に肺炎を発症した人の割合は、入れ歯を毎日手入れしている人が2・3%だったのに対し、毎日手入れしない人は3・0%と1・3倍になっていました。
 さらに75歳以上に限ると、毎日手入れする人では2・9%でしたが、毎日手入れしない人は4・3%で、ほかの要素も加えて分析すると肺炎のリスクは1・58倍になったということです。
 研究チームでは、毎日手入れをしないと入れ歯に細菌が増え、食べ物や飲み物などと一緒に誤って肺に入ることで肺炎のリスクが高まるとみています。
 相田准教授は、「毎日入れ歯を手入れすることで肺炎になるリスクを減らせることが示唆されたので、特に75歳以上の高齢者は、入れ歯を毎晩外して手入れしてほしい」と話しています。
 
 2019年11月5日(火)

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