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■新型コロナウイルス、中国の死者2004人に 保健当局が「エアロゾル」感染の可能性を指摘 [健康ダイジェスト]

 中国の保健当局である国家衛生健康委員会は19日、新型コロナウイルスによる死者が136人増え、2000人を超えたと発表しました。一方で、新規感染者数は2日連続で減少しているといいます。
 中国で感染が確認された人は、計7万4185人となりました。死者は計2004人となり、その多くは昨年12月に初めて新型コロナウイルスが確認された湖北省で確認されています。
 国家衛生健康委員会は新規の感染者数を1749人と発表しましたが、これは1日当たりの新規感染者数としては2月で最低。湖北省外での新規感染者数はわずか56人で、15日連続で減少しています。
 また、国家衛生健康委員会は19日、新型コロナウイルスの診断や治療の方法に関する新たなガイドラインを発表し、主な感染ルートとされる飛沫(ひまつ)感染や接触感染に加え、唾液などの微小な粒子が空気中を浮遊するエアロゾルによる感染があり得るとして警戒を呼び掛けました。
 ガイドラインでは、密閉された環境で長時間、ウイルスを含んだ高濃度のエアロゾルにさらされた場合に、感染が起き得るとしています。こうした感染は、せきやくしゃみなどの飛沫より小さいエアロゾルが空中に分散した時に起きるもので、「空気感染」の一種とみる説もあります。
 上海市当局が2月8日にエアロゾルによる感染へ警戒を呼び掛けましたが、国家衛生健康委員会は「根拠はない」としていました。

 2020年2月19日(水)

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