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■新型コロナウイルス、青森県で16人感染 飲食店でクラスター発生 [健康ダイジェスト]

 青森県は15日、10歳代から60歳代の男女16人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。県が1日で発表した感染者数としては過去最多で、感染拡大への懸念が高まっています。
 うち12人は、弘前市の接待を伴う飲食店「クラブ 縷(る)・シャモン」「スナック シャモン」の従業員や客。2店での感染者は計15人となり、県はクラスター(感染者の集団)と認定しました。県内の感染確認は計57人。
 2店の新規感染者は、10歳代から50歳代の従業員男女5人と、30歳代から60歳代の男性客7人。居住地は青森市2人、弘前保健所管内(弘前市など)9人、上十三保健所管内(十和田市など)1人。重症者はいません。
 県によると、2店は同一経営で弘前市鍛冶町の同じビルに入居。従業員は約20人で、掛け持ちして接客することもありました。県は客の特定を急ぐため、店名を公表しました。9月28日以降、営業を続けた10月10日までに100人以上が来店したとみています。県は、利用客に対し、最寄りの帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼び掛けています。
 2店は10月上旬に2度、「体調不良の従業員がいる」などと弘前保健所に相談していたといいます。ただ、風邪の症状と判別がつかなかったことなどから、保健所は検査を勧めなかったといいます。
 飲食店クラスターには含めないものの、14日に感染が判明した40歳代女性従業員の同居人の男女2人(いずれも20歳代)も陽性でした。
 医師2人が感染した弘前市の弘愛会病院では、40歳代と50歳代の女性職員2人の感染が新たにわかり、同病院での感染者は計4人となりました。
 弘前大学は15日、感染者に大学関係者が含まれると公表しました。人数などは明らかにしていません。16日から面接授業を一時停止します。
 クラスターの発生を受け、青森県は厚生労働省に専門家チームの派遣を要請する方針。

 2020年10月16日(金)

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