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■新型コロナウイルス、世界の感染者4960万人 死者124万人 ヨーロッパで感染拡大に警戒強まる [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の8日午前3時の時点で、世界全体で4960万5471人となりました。また、亡くなった人は、124万7002人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで976万9902人、次いでインドが846万2080人、ブラジルが563万1181人、ロシアが174万172人、フランスが170万9716人です。
 亡くなった人が最も多いのもアメリカで23万6360人、次いでブラジルが16万2015人、インドが12万5562人、メキシコが9万4323人、イギリスが4万8978人となっています。
 ヨーロッパでは、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかりません。フランスでは、1日の感染者が初めて6万人を超えたほか、イタリアでも4万人に迫り、警戒が強まっています。
 このうちフランスでは6日、1日の感染者数が6万人を超えて、これまでで最も多くなったほか、7日には感染で亡くなった人の累計が4万169人と、ヨーロッパではイギリス、イタリアに続いて死者数が4万人を超えました。
 また、重症化する患者も増えていて、集中治療室(ICU)に占める新型コロナウイルスの患者の割合も87%に上っています。
 フランス政府は、10月30日から全国一律の外出制限に踏み切ったほか、重症患者を比較的余裕のある地域や隣国ドイツの病院に搬送して、医療現場がひっ迫するのを防ぐ取り組みを続けています。
 また、イタリアでも7日、1日の感染者数が4万人に迫って、これまでで最も多くなりました。
 6日からは、全土で夜間の外出制限が始まったほか、感染の広がりが最も深刻だと認定した北部のロンバルディア州や南部のカラブリア州など4つの州では、日中の外出も制限されました。
 フランスなど各国は、経済活動と感染防止を並行して進める方針を打ち出していましたが、感染拡大のスピードが想定以上に早く、より厳しい措置に踏み切らざるを得ない状況になっています。
 また、ポルトガルのマルセロ・レベロデソウザ大統領は6日、新型コロナウイルスの感染が再び拡大したことを受け、非常事態を宣言しました。来週にも政府が感染防止対策の新たな規制を導入する見通し。
 レベロデソウザ大統領はテレビ演説で、感染拡大が始まって以来「2回目の非常事態に関する」大統領令に署名したと表明。非常事態は今後2週間続くとの考えを示し、「非常に限定的で、主に予防策だが、リスクが最も高い自治体では移動を一定の回数や日数に制限するなど、新たな措置を講じる布石になる」としています。
 政府は8日、どのような規制を導入するか決めるための臨時閣議を行う予定。夜間の外出禁止令や、特定の場所での検温実施などが含まれる可能性があります。
 現在、ポルトガルでは可能な限りの自宅待機やリモートワークが呼び掛けられているものの、春に行われたロックダウン(都市封鎖)とは異なり、学校や商店、飲食店は運営・営業が可能となっています。
 感染拡大が始まって以降、ポルトガルでは16万7000人近い感染者、2700人以上の死者が確認されています。

 2020年11月8日(日)

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