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■アメリカが北朝鮮にワクチン6000万回分の提供を打診 国連大使「ファイザー製か、モデルナ製か」と関心 [健康ダイジェスト]

 韓国の情報機関、国家情報院が国会の情報委員会に対し、アメリカが北朝鮮側に新型コロナウイルスのワクチンを提供する意向があると伝えていた、と報告しました。情報委員会所属の国会議員が21日、記者団に語りました。
 情報委員会には朴智元(パクチウォン)国家情報院長が報告しました。アメリカはワクチン6000万回分を国連と協力して提供できると打診。北朝鮮に住む約2500万人が全員2回の接種を受けられる規模です。
 朴氏は「北はロシアや中国のワクチンは信用していない。アメリカのワクチンだけを望んでいるようだ」とも語ったと、情報委員会の国会議員は明らかにしました。
 韓国メディアの報道によると、アメリカの提案は昨年12月、国連関係者を通じて北朝鮮の金星(キムソン)国連大使に伝えられ、金大使は「提供されるワクチンはファイザー製かモデルナ製か」と関心を示したといいます。国家情報院の報告では、北朝鮮側は「本国に報告する」と回答したとしています。
 アメリカと北朝鮮の水面下での協議を第三国である韓国の情報機関が明らかにするのは異例。背景には、ワクチン提供という人道支援を呼び水に、両国の対話を再開させたい韓国側の思惑があるとみられます。北朝鮮は今月に入って短距離弾道ミサイルを相次いで発射。核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の再開も示唆するなど、強硬姿勢に転じています。
 アメリカとの対立姿勢を強める中、北朝鮮がアメリカからのワクチン提供を受け入れるかは不透明です。北朝鮮は昨年、世界保健機関(WHO)などが主導するワクチン共同調達の枠組み「COVAX(コバックス)」から中国製ワクチンなどを割り当てられたものの、受け取りを拒否していました。

 2022年1月25日(火)




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