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■ワクチン3回目接種の発症予防効果は68・7% 長崎大などの研究チームが分析 [健康ダイジェスト]

 長崎大学などの研究チームは25日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の有効性を国内で分析したところ、発症予防効果は約7割あったとの推定結果を発表しました。海外の研究報告と同等の結果で、研究チームは、日本においても3回目接種に一定の効果が見込まれるとしています。
 研究チームは今年1~2月、発熱などの症状を訴えて東京都や奈良県、長崎県など全国10都県の13医療機関を受診した16~64歳の2000人を対象に、ワクチン接種歴や検査結果との関係性を調べました。3回目の接種を受けたケースでは、発症予防効果は68・7%でした。
 一方、3回接種を済ませていない人を対象に2回接種の発症予防効果を調べると、42・8%と推定され、昨年7~9月に2回接種の発症予防効果を解析した際の88・7%を大幅に大幅に下回りました。
 今回分析した1~2月は感染力の強いオミクロン型の流行期に当たる上、2回接種後に数カ月が経過して抗体の量が減っている人が多いことも、ワクチンの効果低下に影響したとみています。
 中山哲夫・北里大学特任教授(臨床ウイルス学)は、「オミクロン型に対する効果を高める上で、3回目接種の意義は十分あると考えられる。日本のデータという意味でも価値が高い」と話しています。

 2022年3月25日(金)




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