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■塩野義製薬の新型コロナ飲み薬、承認後100万人分購入へ 国産で初めて [健康ダイジェスト]

 後藤茂之厚生労働相は25日の閣議後の記者会見で、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルスの飲み薬の購入について基本合意したと明らかにしました。薬事承認されればまず100万人分を確保し、その後も一定数量を調達します。
 塩野義製薬は2月25日、新型コロナ飲み薬の製造販売の承認を申請。臨床試験(治験)の最終段階が完了する前に実用化できる「条件付き早期承認制度」の適用を求めており、現在は医薬品医療機器総合機構(PMDA)が審査しています。
 国内企業が開発した軽症者向け飲み薬の購入は初めて。今後、最終合意に向けて流通経路などの詳細を詰めます。後藤厚労相は塩野義製薬の飲み薬について、「実用化されれば軽症者に対する治療の選択肢がさらに広がる」と期待を示し、「安全性と有効性が確認された場合は速やかに承認し、必要量を供給していきたい」と強調しました。
 新型コロナの飲み薬は、アメリカのメルク製とアメリカのファイザー製の2種類が実用化されています。ファイザー製は高い有効性が期待される一方、併用できない薬剤が約40種類と多くなっています。メルク製は他の薬より効果が限られる上、カプセルが大きく高齢者などが飲みにくいといった難点がありました。

 2022年3月25日(金)




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