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■外国人観光客受け入れガイドラインに「マスク着用徹底」 観光庁 [健康ダイジェスト]

 外国人観光客の受け入れが6月10日から再開されるのを前に、観光庁は旅行会社向けのガイドラインを7日、公表しました。旅行会社がツアーの参加者に対して、マスクの着用を始め感染防止対策を徹底するよう、あらかじめ同意を得ることなどが盛り込まれています。
 観光庁は、5月下旬に実施した試験的な訪日ツアーの結果などを反映したガイドラインを7日、公表しました。
 外国人観光客の受け入れは当面、アメリカや中国など98カ国・地域からの団体ツアーに限って認めます。ガイドラインでは、旅行会社がツアーを販売する際に、参加者に対してマスクの着用を始め感染防止対策を徹底することや、国内で入院したり治療を受けたりする場合に備えて、民間の医療保険に加入してもらうことなどを説明し、同意を得ることが盛り込まれています。
 こうした手順に従わない場合は、ツアーへの参加が認められない可能性があるということです。
 また、ツアー中は添乗員が場面に応じて、感染対策のこまめな注意喚起を行うよう求めています。
 一方、陽性者が出た場合に備えて、旅行会社に対し、あらかじめ自治体の相談窓口などを確認した上で、陽性者の医療機関への受診対応や濃厚接触者の範囲を特定することを求めています。
 政府は1日から1日当たりの入国者数の上限を2万人に引き上げており、10日の外国人観光客の受け入れ再開後もインバウンドの拡大に向け段階的に水際対策を緩和する方針。海外ではマスク着用義務をなくす動きも広がっており、訪日客の理解が課題となります。
 ガイドラインについて斉藤鉄夫国土交通大臣は閣議の後の記者会見で、「旅行会社を中心に指針を理解、順守していただくことが、円滑な訪日観光の再開や、その後の受け入れ拡大につながる」と述べ、理解を求めました。

 2022年6月7日(火)

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