■北朝鮮の新たな発熱者、3日連続3万人下回る 南西部の800世帯で「腸内性感染症」 [健康ダイジェスト]
北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、国家非常防疫司令部の集計として16日午後6時までの24時間に、新たに約2万3160人の発熱者が確認されたと報じました。前日より3000人弱減り、15日連続の減少。
新型コロナウイルスの感染者とみられる発熱者は、4月末からの累計で約458万1420人となりました。このうち99・10%(約454万390人)が完治し、0・89%(約4万960人)が治療を受けているといいます。
新たな死者は明らかにしませんでした。死者数は累計73人となっています。
新たな発熱者は5月中旬に約40万人にまで急増。その後は減少傾向が続き、6月15日の発表から3日連続で3万人を下回りました。
ただ、北朝鮮が公開した統計は発熱者数に比べ死者数が少なく、統計をそのまま信じるのは難しいとの指摘が出ています。韓国情報当局は北朝鮮の統計発表について、住民を落ち着かせる目的が大きいとの判断を示しています。
一方、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は17日、同国南西部の黄海南道(ファンへナムド)で発生したと16日伝えられた「急性腸内性感染症」は800世帯余りに患者がいると報じました。人数は不明。
この感染症は4月末から同国で拡大した新型コロナウイルスによるものとは別で、腸チフスなどの可能性があります。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が自宅の置き薬を患者の治療に使ってほしいと寄付したと16日に報じられ、労働新聞によると、妹の金与正(キム・ヨジョン)党副部長を含む党幹部の間で寄付の動きが広がっています。
金総書記が寄付した薬は16日に黄海南道海州(ヘジュ)市に届き、受け取った住民が涙を流して感謝したといいます。
2022年6月17日(金)
新型コロナウイルスの感染者とみられる発熱者は、4月末からの累計で約458万1420人となりました。このうち99・10%(約454万390人)が完治し、0・89%(約4万960人)が治療を受けているといいます。
新たな死者は明らかにしませんでした。死者数は累計73人となっています。
新たな発熱者は5月中旬に約40万人にまで急増。その後は減少傾向が続き、6月15日の発表から3日連続で3万人を下回りました。
ただ、北朝鮮が公開した統計は発熱者数に比べ死者数が少なく、統計をそのまま信じるのは難しいとの指摘が出ています。韓国情報当局は北朝鮮の統計発表について、住民を落ち着かせる目的が大きいとの判断を示しています。
一方、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は17日、同国南西部の黄海南道(ファンへナムド)で発生したと16日伝えられた「急性腸内性感染症」は800世帯余りに患者がいると報じました。人数は不明。
この感染症は4月末から同国で拡大した新型コロナウイルスによるものとは別で、腸チフスなどの可能性があります。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が自宅の置き薬を患者の治療に使ってほしいと寄付したと16日に報じられ、労働新聞によると、妹の金与正(キム・ヨジョン)党副部長を含む党幹部の間で寄付の動きが広がっています。
金総書記が寄付した薬は16日に黄海南道海州(ヘジュ)市に届き、受け取った住民が涙を流して感謝したといいます。
2022年6月17日(金)
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