■EU、サル痘予防に天然痘ワクチンの使用承認 [健康ダイジェスト]
ヨーロッパ連合(EU)欧州委員会は、天然痘ワクチンをサル痘予防用として使用することを承認しました。ワクチンを製造するデンマークの製薬会社が25日、発表しました。 ババリアン・ノルディックは、EUの欧州医薬品庁(EMA)の勧告に基づき「欧州委員会が、当社の天然痘ワクチン『インバネクス』の販売承認対象を拡大し、サル痘の予防効果を追加した」と明らかにしました。
今回の承認により、「EU加盟27カ国およびアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー」で販売が可能になるとしています。
WHOは23日、72カ国で1万6000人余りの感染者が出ている今回のサル痘の流行について、最高度の警告である「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
インバネクスは、天然痘ワクチンとしてEU内で2013年に承認されました。天然痘とサル痘のウイルスには類似性があることから、サル痘ワクチンとしても使用できると期待されていました。
サル痘は天然痘よりも致死率が低く、感染力も弱くなっています。天然痘は1980年に根絶が宣言されています。
2022年7月25日(月)
今回の承認により、「EU加盟27カ国およびアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー」で販売が可能になるとしています。
WHOは23日、72カ国で1万6000人余りの感染者が出ている今回のサル痘の流行について、最高度の警告である「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
インバネクスは、天然痘ワクチンとしてEU内で2013年に承認されました。天然痘とサル痘のウイルスには類似性があることから、サル痘ワクチンとしても使用できると期待されていました。
サル痘は天然痘よりも致死率が低く、感染力も弱くなっています。天然痘は1980年に根絶が宣言されています。
2022年7月25日(月)
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