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■小林製薬「紅麹」問題、延べ196人が入院 厚労省発表 [健康ダイジェスト]

 小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、厚生労働省は、4日の時点で、延べ196人が入院したことが小林製薬からの報告で明らかになったと発表しました。3日の時点では、延べ188人でした。
 小林製薬の「紅麹」の成分が含まれた健康食品を巡っては、摂取した後、腎臓の病気を発症するなどして、これまでに5人が死亡し、全国で健康被害の訴えが相次いでいます。厚労省は健康被害の状況について、小林製薬から報告された4日時点の人数を明らかにしました。
 それによりますと、体調に異変を感じるなどして、延べ1120人が医療機関を受診し、延べ196人が入院したということです。
 また、3日の時点で自治体に対して健康被害の訴えがのべ354件寄せられ、このうち3人が死亡したと厚労省に報告があったということです。
 亡くなった3人は、これまでに小林製薬が発表している死者数の5人に含まれているということです。
 このほか、回収命令の対象となっている3つの商品以外にも、小林製薬の紅麹の原料を使って製造された他社の商品で、摂取した本人からの訴えによる健康被害の報告が1件自治体から寄せられたと発表しました。
 3月29日に設置された厚労省と消費者庁のコールセンターに、4日までの7日間で合わせて2979件の相談が寄せられたということです。
 コールセンターの電話番号は、4月8日までは03-3595-2760で、9日以降は、0120-388-687です。午前9時から午後9時まで、土日や祝日も相談を受け付けます。
 厚生労働省は各地の保健所などとも連携して被害の確認を進めるとともに、引き続き健康被害の原因について調べることにしています。

 2024年4月6日(土)

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