■国内で排出の温室効果ガス、2022年度は約11億3500万トンで過去30年間で最少 [健康ダイジェスト]
日本国内で排出された温室効果ガスの量が2022年度は約11億3500万トンで、過去30年余りで最も少なかったことがわかりました。
環境省は二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスについて、毎年、日本国内でどれだけ排出されたかを化石燃料の使用量などから計算し、国連に報告しています。
最新の報告によりますと、2022年度の排出量は二酸化炭素(CO2)換算で2021年度比2・5%減の約11億3500万トンで、過去33年間で最も少なかったということです。
環境省は大量の化石燃料が必要な発電や鉄鋼業で生産量が減ったためだと分析しています。
温室効果ガスを巡っては、排出と回収を2050年までに差し引きゼロにするとの国際的な目標が決まっていますが、2022年度は排出量約11億3500万トンに対して回収量は5020万トンと、回収率は4%ほどにとどまりました。
環境省は減少傾向が続いていることから「順調」だとしつつも、担当者は「楽観視はできない」として対策を続ける重要性を訴えています。
2024年4月13日(土)
環境省は二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスについて、毎年、日本国内でどれだけ排出されたかを化石燃料の使用量などから計算し、国連に報告しています。
最新の報告によりますと、2022年度の排出量は二酸化炭素(CO2)換算で2021年度比2・5%減の約11億3500万トンで、過去33年間で最も少なかったということです。
環境省は大量の化石燃料が必要な発電や鉄鋼業で生産量が減ったためだと分析しています。
温室効果ガスを巡っては、排出と回収を2050年までに差し引きゼロにするとの国際的な目標が決まっていますが、2022年度は排出量約11億3500万トンに対して回収量は5020万トンと、回収率は4%ほどにとどまりました。
環境省は減少傾向が続いていることから「順調」だとしつつも、担当者は「楽観視はできない」として対策を続ける重要性を訴えています。
2024年4月13日(土)
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