■新型コロナウイルス、北海道で９人の感染確認 神奈川県で６人の感染確認

　北海道では13日、新たに札幌市の７人を含む、９人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。このうち、昼間にカラオケができる喫茶店での感染者が５人確認され、拡大に歯止めがかかっていません。
　札幌市と道によりますと、13日に新たに感染が確認されたのは、札幌市の70歳代の女性４人と80歳代の女性２人、70歳代の男性、岩見沢市の会社員の60歳代の男性、それに石狩地方の80歳代女性の合わせて９人です。検査数は231件。
　札幌市によりますと、市内で新たに感染が確認された７人のうち、５人はクラスター（集団感染）が発生している、昼間にカラオケができる喫茶店２店舗のうち、どちらかを利用していたということです。
　昼間のカラオケに関連した感染者は、札幌市や近郊の18店舗で合わせて46人になりました。
　市の担当者は、「カラオケをすること自体、問題があるわけではないが、楽しむ場合はしっかりと感染防止対策をとってほしい」と呼び掛けています。
　これで、北海道内の感染者は、札幌市の延べ729人を含む、延べ1163人となりました。
このうち死亡した人は91人、治療を終えた人は延べ950人です。
　一方、神奈川県では13日、横浜市や川崎市などで、合わせて６人が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されました。
　横浜市によりますと、新たに感染が確認されたのは、それぞれ東京都内にある別の飲食店に勤務する20歳代の男性２人で、１人はすでに感染が確認されている職場の同僚と接触があり、もう１人は職場の同僚の感染が確認されているものの濃厚接触者かどうかは調査中だということです。
　また、川崎市では20歳代の女性３人の感染が確認され、１人は中原区の「関東労災病院」の看護師で、この病院での感染者は９人になりました。
　ほかの２人は日時は違うものの、同じ東京都内のバーを訪れ、すでに感染が確認されている人と接触していたということです。
　このほか、海老名市に住む50歳代の男性の感染が確認され、神奈川県内で発表された感染者はこれで1406人で、このうち90人が死亡しています。

　２０２０年６月１３日（土）

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■東京都で新たに24人の感染確認 新型コロナウイルス、３日連続20人以上

　東京都は13日、都内で新たに20歳代から70歳代の男女24人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。１日の感染の確認が20人以上となるのは、３日連続です。
　24人のうち、20歳代と30歳代は合わせて15人と、全体の62・５％を占めています。
　24人のうち11人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者でした。このうち４人は夜の繁華街に関連している人で、３人はそれぞれ別のホストクラブに勤める20歳代と30歳代の男性で、残りの１人は接客を伴う飲食店の従業員の20歳代の男性だということです。
　また、別の４人は集団感染が発生した小金井市の武蔵野中央病院の患者だということです。同病院関連の感染確認は、計46人となりました。
　残りの13人は、今のところ感染経路がわかっていないということです。
　これで都内で感染が確認された人は、合わせて5497人になりました。
　一方で、東京都は、感染が確認された70歳代の男性１人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した感染者は、合わせて314人になりました。
　東京都は11日に、感染再拡大の恐れがあるとして発動していた独自の警戒情報「東京アラート」を解除。12日から休業要請の緩和措置を、パチンコ店や遊園地などに広げる「ステップ３」に移行しました。

　２０２０年６月１３日（土）

■新型コロナウイルス、世界の感染者数765万1175人で死者42万5869人 ブラジルの死者４万1000人超える

　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の日本時間の13日午後３時時点のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で765万1175人で、亡くなった人は42万5869人となっています。
　このうち感染者が最も多いのはアメリカで204万8986人、次いでブラジルが82万8810人、ロシアが51万761人、インドが30万8916人、イギリスが29万4402人、スペインが24万3209人となっています。
　亡くなった人が最も多いのもアメリカで11万4669人、次いでブラジルが４万1828人、イギリスが４万1566人、イタリアが３万4223人、フランスが２万9377人、スペインが２万7136人となっています。
　南米のブラジルでは、新型コロナウイルスによる死者の数が４万1828人を数え、イギリスを抜いて世界で２番目に多くなりました。感染者の数は82万8810人で、すでにアメリカに次いで世界で２番目に多くなっています。
　一方で、今週からはサンパウロでショッピングセンターの営業が再開するなど、制限が一段と緩和されており、感染がさらに広がることへの懸念の声も上がっています。
　ブラジルでは、貧困地区を中心に今も感染の拡大が続いており、１日当たりの死者数は1000人前後、感染が確認された人の数は多い日で３万人を超えています。
　３月中旬から大都市のサンパウロなどでは、州政府が外出を制限する措置をとってきましたが、経済が立ち行かなくなり、今月に入って多くの都市で制限の緩和が始まっています。
　このうち最も感染が深刻なサンパウロでは、制限が一段と緩和され、今週から大型ショッピングセンターなどの営業が再開しており、専門家などからは感染がさらに拡大することへの懸念の声も上がっています。

　２０２０年６月１３日（土）

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■北京市、市場に出入りの計７人が新たに感染 新型コロナウイルス

　中国の北京市で13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに６人報告され、複数の地区が封鎖下に置かれるなど、地域内感染の再発生への懸念が高まっています。
　記者会見した市当局者によると、感染者のほとんどは北京市南部の食肉卸売市場、新発地市場に関連しており、近隣の豊台区では住宅団地11カ所の住民が外出を禁じられました。
　北京では11日、ここ２カ月で初めてとなる新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表されました。この感染者は新発地市場を先週訪れていたものの、最近市外に移動したことはないといいます。
　13日に発表された新たな感染者６人のうち、３人は新発地市場で働いており、１人は来場者、残りの２人は７キロ離れた中国肉類食品総合研究センターの職員。感染した職員のうち１人は先週、新発地市場を訪れていたといいます。
　当局はこの市場とともに、同じく豊台区にあり、感染者の１人が訪れていた京深海鮮市場も消毒と検体採取のため12日に閉鎖しました。
　豊台区の当局者は13日、「戦時体制」を敷き、「野戦司令部」を設置したと発表し、近隣の学校と幼稚園の計９カ所も閉鎖されました。
　北京市当局は、市内各地の農産物市場と大型スーパーマーケットで採取した5000を超える環境検体を12日に検査したところ、40検体が新型コロナウイルス陽性となり、そのすべてが新発地市場のものだったことから、５月30日以降に新発地市場と「密接な接触」があった人の大規模な検査を実施することも発表しました。
　当局によると、北京市内の卸売市場の従業員約2000人も、12日に新型コロナウイルスの検査を受けました。すでに検査を終えた人のうち46人が、喉から綿棒で採取した検体の検査で新型コロナウイルス陽性となりました。
　このうち１人を除いた全員は、新発地市場の従業員。残る１人は北京市北西部の海淀区にある農産物市場の従業員で、新発地市場に関連する感染者の濃厚接触者だといいます。46人はいずれも無症状で、現在は厳しい医学的観察下に置かれています。
　中国では感染拡大を基本的に抑え込んだとして、５月に北京市で全国人民代表大会（全人代）が２カ月半遅れで開催されるなど、日常生活に戻る動きが進んでいましたが、再び警戒が高まっています。

　２０２０年６月１３日（土）

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■新型コロナウイルス、北海道で新たに10人感染確認 福岡県で９人、空港検疫で５人

　札幌市は12日、新たに９人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。このほか、北海道も新たに１人の感染が確認されたと発表しており、12日の道内の感染者は合わせて10人となりました。
　１日の感染者数が10人以上となるのは、19日前の５月24日以来です。
　感染者のうち札幌市の２人は、日中にカラオケサービスを提供する喫茶店の利用客と従業員で、いずれも60歳代以上。市がクラスター（感染者集団）に認定した「昼カラオケ」関連２店舗の感染者は、計25人となりました。
　北海道内で感染が確認されたのは、これで延べ1154人となりました。
　一方、北九州市によりますと、市内で新たに４人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。北九州市で感染が確認されたのは10日以来、２日ぶりで、感染確認が相次いでいる５月23日以降、感染が確認された人は合わせて151人になりました。
　これで福岡県内では12日だけで９人の感染が確認され、県内の感染確認の合計は821人になりました。
　厚生労働省によりますと、12日までにブラジルやロシアなど海外から羽田空港と成田空港に到着した男女５人が空港の検疫所で新型コロナウイルスに感染していたことが新たに確認されました。いずれも発熱などの症状はないということです。
　空港の検疫で感染が確認されたのは、232人となりました。

　２０２０年６月１３日（土）

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■新型コロナウイルス、神奈川県で新たに３人感染確認 埼玉県で２人、千葉県で３人感染確認

　神奈川県内では12日、集団感染が起きた横浜市の病院に入院していた80歳代の男性が死亡したほか、横浜市と藤沢市で合わせて３人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表されました。
　横浜市によりますと、集団感染が起きた横浜市旭区の「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」に入院していた80歳代の男性が11日、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったということです。男性は４月下旬に感染が確認された後、別の病院に転院して治療を受けていました。
　また、横浜市は、30歳代の自営業の男性と40歳代の会社員の女性の感染が新たに確認されたと発表しました。いずれも市内の同じ医療機関を受診し、手術前に検査で感染が確認されました。感染経路はわかっていないということです。
　一方、藤沢市も、市内に住む60歳代の会社員の男性が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。症状は軽いということです。市によりますと、男性に同居者はなく、在宅勤務をしていたということで、市が感染経路や濃厚接触者について調べています。
　神奈川県内で発表された感染者はこれで1400人で、このうち90人が死亡しています。
　埼玉県と川越市は、新たに20歳代の男女２人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
　県と川越市によりますと、新たに感染が確認されたのはいずれも20歳代で、春日部市に住む会社員の女性と、川越市に住む会社員の男性です。２人とも症状は軽いということですが、今のところ感染経路はわかっていないということです。県と川越市は、２人の行動歴や濃厚接触者などについて調べています。
　これで県内で発表された新型コロナウイルスの感染者は、1016人になりました。
　千葉県で12日、10歳代から20歳代の女性３人が新型コロナウイルスに感染していることが、新たに確認されました。千葉県内の感染者は、これで915人となりました。
　千葉県と千葉市によりますと、新たに感染が確認されたのは、千葉市に住む10歳代の女子学生と20歳代の女性会社員、浦安市に住む20歳代の接客業の女性の合わせて３人です。
　このうち女性会社員は６月に、感染が確認された人と都内の飲食店で接触していたことから検査を受け、11日に感染が確認されました。軽症ですが38度台の熱があり、市内の病院に入院しているということです。
　また、接客業の女性は６月７日以降、味覚や嗅覚の異常があり、感染が確認されました。発症２日前には電車で東京都内の飲食店を訪れ、発症翌日には、県内の職場に出勤しています。女子学生と接客業の女性の２人については感染経路はわかっておらず、千葉県などが濃厚接触者の状況を調べています。

　２０２０年６月１３日（土）

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