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■新型コロナウイルス、国内感染者1万7645人、死者934人 全国で新たに44人感染 [健康ダイジェスト]

 16日は22時時点で、東京都で27人、大阪府と京都府でそれぞれ3人など10の自治体で42人、さらに成田空港の検疫の2人を合わせて、新たに44人の新型コロナウイルスへの感染発表がありました。
 また、東京都と神奈川県でそれぞれ2人、北海道で1人の合わせて5人の死亡が発表されました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め1万7645人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1万8357人となっています。亡くなった人は、国内で感染した人が934人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて947人となっています。
 各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は累計で、東京都は5619人、大阪府は1790人、神奈川県は1411人、北海道は1178人、埼玉県は1019人、千葉県は916人、福岡県は827人、兵庫県は699人、愛知県は521人、京都府は363人、石川県は299人、富山県は227人、茨城県は168人、広島県は168人、岐阜県は154人、群馬県は151人、沖縄県は142人、福井県は122人、滋賀県は100人、奈良県は92人、宮城県は88人、新潟県は82人、愛媛県は82人、福島県は81人、静岡県は80人、長野県は76人、高知県は74人、山梨県は72人、山形県は69人、栃木県は66人、和歌山県は63人、大分県は60人、熊本県は48人、佐賀県は47人、三重県は45人、山口県は37人、香川県は28人、青森県は27人、岡山県は25人、島根県は24人、宮崎県は17人、長崎県は17人、秋田県は16人、鹿児島県は11人、徳島県は5人、鳥取県は3人です。
 このほか、空港の検疫で263人、中国からのチャーター機で帰国した人と国の職員や検疫官などの感染は合わせて173人です。
 厚生労働省によりますと、重症者は16日までに、国内で感染した人などが80人、クルーズ船の乗船者が1人の合わせて81人となっています。
 一方、16日までに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人が1万5701人、クルーズ船の乗客・乗員が655人の合わせて1万6356人となっています。
 また、PCR検査は14日には速報値で1日に2433件の検査が行われました。
 東京都は16日、都内で新たに27人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認は14日、15日と2日連続で40人台で、20人台となるのは3日ぶりです。
 東京都によりますと、都内では新たに10歳未満から70さい代の男女合わせて27人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
 このうち20歳代と30歳代で合わせて21人と、全体のおよそ8割を占めています。
 27人のうち、11人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの16人は今のところ感染経路がわかっていないということです。
 また、27人のうち、夜の繁華街の関係者は10人で、ホストクラブの従業員や客が含まれているということです。
 集団検査を受けた新宿区の繁華街にあるホストクラブの関係者は、14日と15日で合わせて38人の感染が確認されていましたが、16日は新たな感染者はいないということです。
 これで都内で感染が確認された人は、合わせて5619人になりました。
 また、都は感染が確認された70歳代の男性と80歳代の女性の合わせて2人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した感染者は、合わせて316人になりました。

 2020年6月16日(火)

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■新型コロナウイルスの抗体保有割合、東京都0・1% 大阪府0・17%、宮城県0・03% [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染したことがあるかを調べる抗体検査について、厚生労働省が3都府県でおよそ8000人を対象に行ったところ、抗体を保有している人の割合は東京都で0・1%となりました。大阪府は0・17%、宮城県は0・03%でした。
 厚労省は、大半の人が抗体を保有していないことが明らかになったとしています。一方、抗体によって2回目の感染を防げるかはわかっていないということです。
 抗体検査は、ウイルスなどに感染すると体内で作られる「抗体」と呼ばれるタンパク質が血液中にあるかを分析し、過去に感染したことがあるかどうかを調べます。
 厚労省は、6月1日から7日にかけて人口が一定規模ある地域のうち、10万人当たりの感染者数が最も多い東京都と大阪府、最も少ない宮城県の3都府県で、無作為抽出した20歳以上の男女合わせて7950人を対象に、新型コロナウイルスの抗体検査を実施しました。
 海外企業のロシュ社とアボット社が製造する2種類の試薬を使った抗体検査で、いずれも陽性となった場合に「陽性」=「抗体を保有している」としました。
 その結果、東京都は1971人のうち2人、大阪府は2970人のうち5人、宮城県は3009人のうち1人が陽性と確認され、抗体を保有している人の割合は、東京都が0・1%、大阪府が0・17%、宮城県が0・03%となりました。
 一方、5月31日時点の累積感染者数は東京都5236人(感染率0・038%)、大阪府1783人(同0・02%)、宮城県88人(同0・004%)で、これと比べると抗体を保有する人の割合は高いものの、厚労省は大半の人が抗体を保有していないことが明らかになったとしています。
 一方、新型コロナウイルスの抗体が、体内でどれくらいの期間持続するかや、2回目の感染を防げるのかなど、詳しい性質は現時点ではわかっていないということです。
 厚生労働省が行った、新型コロナウイルスに感染したことがあるかを調べる抗体検査で、抗体を保有している人の割合が東京都で0・1%となったことについて、東京都医師会の角田徹副会長は「今回の検査は相当精密で、信用できると考えている。0・1%という結果は、人口に対する、これまでに確認された感染者数などから判断すると妥当な結果だといえる」と述べました。
 その上で、今回の結果からわかったことについては、「新型コロナウイルスの感染の形態は、インフルエンザウイルスのように普通の生活の中で、例えば満員電車に乗っているだけで次々にうつるものではないと考えられる。感染の形態はある程度、限定されるので、過度に恐れる必要はなく、3密を避けるなどすれば予防できるとみている」と説明しました。
 一方で、「今回の結果は、ほとんどの人はウイルスに感染していなかったことを示すもので、ワクチンができるまでは多くの人に感染する可能性が残っているともいえる。第2波は普通の生活に戻ると必ずくるので、一人一人が引き続き、感染しないための行動をとることが重要だ」と話しました。

 2020年6月16日(火)

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■富山県立大学、下水から新型コロナウイルス検出に成功 第2波察知に期待 [健康ダイジェスト]

 富山県立大学と金沢大学の合同の研究チームが、16日、処理されていない下水から新型コロナウイルスを検出することに国内で初めて成功したと発表しました。下水に含まれるウイルスの量の変化を見ることで、感染拡大の兆候を察知することが期待できるということです。
 富山県立大学と金沢大学の合同の研究チームでは、下水を富山県と石川県の処理場で採取し新型コロナウイルスを検出する研究を進めてきました。
 そして今回、処理されていない下水から新型コロナウイルスを検出することに成功したということです。
 検出に成功したのは、富山県1カ所と石川県3カ所の合わせて4つの下水処理場から、4月24日以前に採取した下水です。当時、富山県内は新型コロナウイルスの感染拡大がピークに近い時期で、その時期に採取した下水を濃縮してPCR検査にかけた結果、27のサンプルのうち7つから陽性の反応が得られたということです。
 合同の研究チームは今年3月から、処理が行われる前の下水を週に1回程のペースで採取し、便に含まれる新型コロナウイルスを検出する研究を行っています。
 同様の調査は感染の第2波、第3波に備えて全国25の自治体の処理場でも進められているということですが、処理されていない下水からの検出に成功したのは国内で初めてだということです。
 富山県立大学の端(はた)昭彦講師によりますと、安定的な検出にはさらに時間がかかりますが、今後、下水に含まれるウイルスの量の変化を見ることで感染拡大の兆候をいち早く察知することが期待できるということです。
 端講師は、「医療機関から感染者報告数が増加する7~10日前にも検出し、確実に検出できることがわかった。今回はピークでの検出だったが、感染の広がりの第2波がきた際、早く察知できるよう、研究を進めていきたい」と話しています。

 2020年6月16日(火)

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