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■東京都で3788人が新型コロナに感染 前週比1784人増加 [健康ダイジェスト]

 東京都は3日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の3788人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の日曜日より1784人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは16日連続です。3日までの7日間平均は3200・7人で、前の週の158・6%でした。
 新規感染者を年代別にみると、20歳代が801人と最も多く、30歳代が642人、40歳代が571人と続きました。65歳以上の高齢者は259人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが2406人、未接種は704人でした。
 一方、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、2日と同じ5人でした。
 また、都は、感染が確認された90歳代の男性1人が死亡したことを発表しました。
 東京都の累計の感染者数は160万9781人となり、累計の死者数は4579人となりました。

 2022年7月3日(日)

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■国内で新たに2万3299人が新型コロナ感染 前週比約9000人増 [健康ダイジェスト]

 3日は午後6時45分の時点で、東京都で3788人、大阪府で2010人、神奈川県で1815人、福岡県で1271人、埼玉県で1232人、沖縄県で1196人、愛知県で1164人、兵庫県で1067人など全47都道府県と空港検疫で、新たに2万3299人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。新規感染者は前週日曜日(6月26日)と比べ約9000人多く、13日連続で前週の同じ曜日を上回りました。
 また、三重県で1人、兵庫県で1人、宮城県で1人、東京都で1人、高知県で1人の、合わせて5人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め940万3808人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて940万4520人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万1318人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万1331人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より6人増えて3日時点で61人となっています。
 一方、大阪府は3日、新型コロナウイルスの新たな感染者を2010人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(1134人)と比べ、876人増えました。これで大阪府内の感染者の累計は102万0867人となりました。
 また、亡くなった人の発表はありませんでした。
 3日時点の重症者は前日と変わらず3人で、重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含め重症病床(611床)の実質の使用率は3・1%となりました。軽症・中等症病床には582人が入院しており、軽症・中等症病床(3671床)の使用率は15・9%となりました。
 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は35人でした。自宅療養者は1万3976人。公費によるPCR検査などを1万742件実施しました。

 2022年7月3日(日)

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■2020年の1日当たりの入院患者、最少121万人 新型コロナで診療制限や受診控え [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は6月30日、2020年の1日当たりの入院患者は推計約121万人で、前回調査の2017年から約10万人減ったとの調査結果を公表しました。現在の調査方法となった1984年以降で最少でした。新型コロナウイルスの流行に伴う病院側の診療制限や患者側の受診控えの影響とみられるといいます。
 厚労省の担当者は、「新型コロナウイルス流行による受診控えのほか、緊急ではない手術が見合わされたことなどが影響したとみられる」と分析しています。
 この調査は3年に1回実施しています。今回は、2020年10月に約1万3000医療機関から得た回答を基に、全国の1日の入院・外来患者数を推計しました。
 入院患者約121万人のうち、新型コロナ患者は2900人でした。地域別に人口10万人当たりの入院患者数をみると、病床が多い高知県と鹿児島県が1800人超と目立って多く、神奈川県、東京都などの600人台と大きな開きがありました。
 在宅医療を受ける患者は2005年の約6万5000人から2017年の約18万人まで約2・8倍に増えましたが、2020年は約17万4000人に減少しました。コロナ下での診療縮小が一因とみられます。外来患者は全体で約714万人で、2017年から微減しました。

 2022年7月3日(日)

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■iPS創薬、家族性アルツハイマー病治験で効果確認 京大、早期実用化を目指す  [健康ダイジェスト]

 京都大学などの研究チームは6月30日、患者の遺伝子に特定の特徴がある家族性アルツハイマー病について、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った研究で見付けた新薬候補を患者に投与した臨床試験(治験)の初期分析の結果を公表しました。計8人の患者が参加した小規模な治験ながら、新たな副作用はなく、症状の進行を抑える傾向もみられたといいます。規制当局とも協議しながら、早期の実用化を目指す方針です。
 治験は「プレセニリン1」という遺伝子に変異のあるタイプのアルツハイマー病患者を対象にしました。認知症患者の約3分の2を占めるアルツハイマー病のうち、1%未満は特定の遺伝子変異を持つ家族性といわれています。プレセニリン1に変異があるタイプは国内に推定100人前後。平均発症年齢が約43歳と若く、症状の進行が比較的速いといいます。
 治験は三重大学病院や京都大学病院などで実施。患者を2つのグループに分け、約1年かけて安全性や有効性を調べました。一方のグループ(投与群)にはパーキンソン病などの治療薬として使われている「ブロモクリプチン」を、もう一方のグループ(偽薬群)には偽薬を投与しました。
 少ない投与量の薬を試した最初の20週間では、認知機能の低下がみられたのは投与群で5人中1人、偽薬群は3人中2人でした。また、偽薬群のうち1人では妄想や暴言・暴力といった行動・心理症状の進行がみられましたが、投与群では0人でした。投与量を増やした20~36週では有効性を比較できていません。
 研究チームは、投与群では症状が悪化した人の割合が少ない傾向がみられたことから、ブロモクリプチンが病状の進行を抑えた可能性があると考えています。ただ、少数の患者のデータにとどまるため、他の項目のデータも含め慎重に分析を進めています。
 今回の新薬候補はiPS細胞を使って見付けました。京大iPS細胞研究所の井上治久教授らはアルツハイマー病患者のiPS細胞から脳の神経細胞を作り、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質「アミロイドベータ」を減らす働きがある薬を探しました。ブロモクリプチンがプレセニリン1変異の患者の細胞で特によく働くことを2017年に発表し、2020年に治験を始めました。

 2022年7月3日(日)

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