■東京都、７月に入って熱中症の疑いで21人が死亡

　東京都内では、７月も熱中症の疑いで死亡するケースが相次ぎ、これまでに21人に上っています。
　東京都監察医務院によりますと、都内では７月、熱中症の疑いで50歳代から90歳代までの男女合わせて21人が死亡しました。
　年代別では、80歳代が10人と最も多くなっています。21人のうち、20人は自宅などの屋内で倒れていたということです。
　また、６月のうちに死亡した人も新たに８人確認され、６月に亡くなったのは、これで合わせて50人となりました。
　都内では、５日も午後３時までに熱中症の疑いで４歳から92歳までの男女28人が病院に搬送されたということで、東京消防庁などは、我慢せずに冷房を使用し、のどが渇く前に、こまめに水分を補給するなど対策を徹底するよう呼び掛けています。

　２０２２年７月５日（火）

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■全国の熱中症搬送、６月で過去最多 猛暑で１万5657人

　総務省消防庁は５日、６月に熱中症で医療機関に救急搬送された人が、全国で１万5657人に上ったとの速報値を発表しました。６月の集計を始めた2010年以降で初めて１万人を超え、６月の１カ月として過去最多となりました。これまでは2011年の6980人が最多でした。異例の早さでの梅雨明けの後、６月下旬から全国を襲った猛暑の影響とみられ、７割が６月24～30日の１週間に集中しました。
　救急搬送後に死亡が確認されたのは17人で、６月としてこれまで最多だった2011年の14人を上回りました。
　消防庁の担当者は、「異例の猛暑に加え、急に気温が上がったため体が慣れず、体温調節が追い付かなかった可能性がある」と分析。夏本番を控えていることもあり、今後も小まめな水分補給や休息など、熱中症対策の徹底を呼び掛けています。
　６月の搬送者の内訳は、３週間以上の入院が必要な重症が439人、短期の入院が必要な中等症は5261人など。搬送者の５割超を65歳以上の高齢者が占め、発生場所の４割は住居でした。
　６月27日～７月３日までの直近１週間の搬送者数は１万4353人。4551人だった前週の３・２倍に増え、今年５月以降の１週間として最多となりました。都道府県別は、東京都2030人、埼玉県1383人、愛知県1036人などの順。
　５月１日～７月３日までの累計搬送者数は、前年同期比３倍の２万4495人でした。

　２０２２年７月５日（火）

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■東京都、新型コロナ感染２カ月ぶり5000人超 ７日間平均で前週の174・９%

　東京都は５日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の5302人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
　都内で１日に5000人を上回るのは、今年４月28日以来です。１週間前の火曜日の２倍余りで、2788人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは18日連続。５日までの７日間平均は3778・３人で、前の週の174・９％でした。
　５日に確認された5302人を年代別にみると、20歳代の1162人が最多で、30歳代の963人、40歳代の874人、50歳代の629人、10歳代の615人、10歳未満の534人と続きました。65歳以上は376人でした。
　ワクチンの接種状況別では、２回接種済みが3385人、未接種は939人でした。
　一方、人工呼吸器か体外式膜型人工肺（ＥＣＭＯ＜エクモ＞）を使っている重症の患者は、４日より１人増えて７人でした。
　病床使用率は22・６%。都が30～40%で緊急事態宣言の要請を判断する指標としている重症者用病床使用率は３・６%でした。
　また、都は、感染が確認された80歳代と90歳代の男女合わせて３人が死亡したことを発表しました。
　東京都の累計の感染者数は161万7855人となり、累計の死者数は4583人となりました。

　２０２２年７月５日（火）

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■島根県で過去最多755人の感染確認 新型コロナの感染拡大止まらず

　島根県は５日、新たに755人が新型コロナウイルスに感染したと発表し、同県では１日当たりの新規感染者としては過去最多となりました。県内ではオミクロン型の新系統「ＢＡ・５」への置き換わりが進んでいるとみられます。
　県内の新規感染者は、６月13日に６人まで減少していたものの、同月下旬に急拡大。６月28日に初めて300人を超え、７月２日には424人に増えて過去最多を更新したばかり。連日のように最多が更新され、感染拡大が止まらない状況が続いています。
　保健所管内別で出雲410人、松江226人、県央47人、浜田35人、雲南19人、益田12人、隠岐６人。
　島根県内の感染確認は累計２万1840人となりました。

　２０２２年７月５日（火）

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■全国で新たに１万6808人が新型コロナ感染 月曜で５週ぶりに１万人超

　４日は午後６時30分の時点で、３日は午後６時45分の時点で、東京都で2772人、神奈川県で1814人、大阪府で1150人、福岡県で1003人、埼玉県で912人など全47都道府県と空港検疫で、新たに１万6808人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。新規感染者は前週月曜日（６月27日）と比べ約7000人多く、14日連続で前週の同じ曜日を上回りました。月曜日として１万人を超えたのは５週ぶり。
　また、沖縄県で４人、三重県で２人、福岡県で２人、京都府で１人、千葉県で１人、東京都で１人、熊本県で１人、福井県で１人、群馬県で１人の、合わせて14人の死亡の発表がありました。
　国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め942万610人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて942万1322人となっています。
　感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が３万1332人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて３万1345人となっています。
　厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より１人増えて４日時点で62人となっています。
　一方、新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で４日、10歳未満から90歳代の男女1814人の感染が新たに確認されました。前の週の月曜日と比べて1062人多くなりました。感染者数が前の週の同じ曜日以上になるのは18日連続です。
　死亡の発表はありませんでした。
　神奈川県内で発表された感染者は、これで78万7286人となり、このうち2238人が死亡しています。
　横浜市旭区の病院で職員２人を含む計７人の陽性が判明、鎌倉保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設では入所者５人の陽性が判明し、それぞれ新規クラスター（感染者集団）と認定されました。
　県は新たに57人が自主療養したと発表しました。自主療養の累計は２万7549人になりました。なお、感染者の数には、感染症法上の感染者に該当しない自主療養をしている人は含めていません。
　県は引き続き、基本的な感染対策を徹底するよう呼び掛けています。

　２０２２年７月５日（火）

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